身近に潜む腰痛の原因②:あるある健康大百科「腰痛編」

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身近に潜む腰痛の原因②

ダイエット腰痛

 多くの女性の望みは、太っていないこと。足が太い、ウエストが太い、おなかに脂肪がつき過ぎている。とにかく必要以上に太ることを気にし、ダイエットに励みがちです。
 食事を減らす、水を飲まない、偏食をする、無理な運動をするなど、涙ぐましい努力をしますが、これは百害あって一利なしです。美しいプロポーションを求めるなら、きちんとした栄養を体に与えること。太っているということは、脂肪が多いということですから、脂肪を減らすことが第一。減食では体の調子が狂うだけで、脂肪減らしには役立ちません。

 栄養のバランスを考えた食事と休養と睡眠をとること。そのうえで、脂肪を燃焼させるための運動をすることが大切です。減食でやせると、体を支える筋肉が栄養不良で使い物になりません。そんな人がダイエット腰痛になるのです。
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メンタル腰痛

 いつもいつも腰が痛い。内臓が悪いのではないかと思って内科医に診てもらう。どこも悪くないという。骨が弱っているのではないかと心配になり整形外科に行くが、検査をしても異常なしの診断。運動不足かもしれないと、スポーツクラブに通ってみる。それでも相変わらず腰の痛みは軽くならない。ついに、整体治療院の扉をノックする。

 こうした原因不明の腰痛に悩む人は多くいます。実は、この腰痛は原因不明なのではなく、精神(こころ)が腰痛を招いているのです。ですから、本人は本当に腰が痛いと感じているのです。気のせいだと放っておいても、解決にはつながりません。腰の筋肉をリラックスさせる運動や、腰のつぼを刺激させるなどしながら、心身の状態を整え、ゆったりとすごせるようにすることが必要です。
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ドライブ腰痛

 どんなに楽しいドライブも、長時間にわたり同じ姿勢で座っていると筋肉疲労を起こします。また、仙腸間接の動きに以上がある場合や、車のシートが体型に合わないことでも腰痛が起こります。
 ドライブ中には、2時間に1回ぐらいは休憩を取り、軽く歩くなどして筋肉に弾性をもたせ、血行を良くしてやることです。最近では車のシートもかなり快適になりましたが、運転をする人は特に、シートに深く掛け、背もたれに十分体重をかけて、背中全体が背もたれに当たるようにすることです。さらに前後の位置を決めるときは、ペダルを踏み込んだ状態で、シートと太ももの下にタオルが入るくらいにするといいでしょう。運動としては前後屈運動や腰背部のリラックスが効果的です。
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内臓障害腰痛

 腰痛は、腰や背中やおなかの筋肉、あるいは背骨や骨盤などの骨の異常によってばかり起こるとは限りません。あるときは胃腸や肝臓などの病気、あるときは泌尿器や神経系の病気が、二次的に腰痛を引き起こしていることもあります。あるいは、筋肉や骨が弱くなっているために、内臓をしっかりと支えきれないことが、内臓の病気につながる場合もあります。

 このような症状はツボを刺激することによって、腰痛を改善したり、内臓の具合を良くしたりすることができます。また、筋肉運動によって、腰、おなか、背中などの筋肉を鍛えることが大切になってきます。毎日、無理のない方法で運動を行い、腰痛をなるべく寄せ付けない体作りをしたいものです。
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ぎっくり腰

 「ぎっくり腰」とは「急にくる腰の痛み」のこと。しかし、予告なしに本当に急にくるのでしょうか。ぎっくり腰を頻繁に起こす人によれば、「何だか変だな」と感じるときが必ずあり、この予告を軽くみると、後日必ず激痛にみまわれるといいます。

 「ぎっくり腰」の原因は、筋肉、背骨、仙腸間接などの捻挫が主なものです。しかもしれは疲労が重なって起こります。ですから、体を動かしている何かのはずみに、どこかで腰に違和感を感じるはずなのです。くせになって幾度なく「ぎっくり腰」を経験をしている人は少なからずいます。一番多いのが「筋肉挫傷」で、重いものを瞬発的に持ったときなど、疲労した柔軟性のない筋肉の筋繊維を切ったり、筋肉の膜に炎症を起こしたりするのです。再発を防ぐための運動を行いましょう。
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スポーツ腰痛

 自分はけっこうスポーツをしている、と自認している人に限ってスポーツ腰痛を起こすことがあります。原因はウォーミングアップ不足、自分の体力に対する過信、油断などです。筋肉が十分に温まっていない、柔軟性が出ていないときにスポーツをして事故を起こすのです。  いつまでも若い気分でいて、気分と体とのギャップが引き起こす腰痛です。子供の運動会で父母が走ったりすると、必ず何人かの父母は腰痛や捻挫を訴えます。

 筋肉に過度の負担をかけ、筋肉や腱に断裂をきたすと、軽いのは「肉離れ」ですみますが、重くなると手術ということになります。中年にさしかかっている人は特に注意してほしいものです。スポーツによる事故を防ぐための運動をしっかりと行って、体力と年齢にあった楽しみ方をしましょう。
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病気が原因の腰痛

 病院に行って腰が痛いといくら訴えても「何でもない」といわれ、釈然としないまま整体治療院に足を運ぶ方もいます。そういう方々、筋肉疲労や筋肉痛の状態で、いわゆる「腰こり」です。これが「腰痛症」と呼ばれ、お医者さんにいわせれば「何でもない」とか「特に原因が見つからない」ということになるのです。全腰痛の約半分がこれにあたります。次に多いのが「変形性脊椎症」「椎間板ヘルニア」「脊椎分離症」「脊椎辷(すべ)り症」です。また、最近多くなっている「骨粗しょう症」も腰痛の原因になっています。

 病院で診断された腰痛は、医師やリハビリテーションの専門家などから治療や機能回復訓練を受けると思われますが、自分で治す方法もたくさんあります。腰痛からサヨナラするために、人任せではなく自発的に運動に取り組みましょう。
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介護腰痛

 病人やお年寄りの介護をしていて腰痛になる人が後を絶ちません。高齢化社会になって、介護をする人はますます増えてくるでしょう。足腰を鍛えて介護が楽にできる体力を維持することが大切になってきます。また、足腰がぴんぴんしているということは、他人様の世話にならずにすむということでありますから、じょうぶで柔軟な筋肉を持っていることは鬼に金棒なのです。

 介護腰痛になるのは、無理な姿勢で介護をして筋肉疲労を招いていること。また、抱きかかえたり、体を起こしてあげたり、寝返りをさせたりするとき、瞬間的に力をいれて筋肉挫傷や仙腸間接の捻挫を起こしているためです。
 筋肉の疲れを取り除いてやり、なおかつ、筋力アップする運動を続けて、腰痛の心配のない体力を養いましょう。
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子供の腰痛

 成長期にある子供たちが、過度なスポーツをしたことで「灰椎分離症」になる場合があります。運動の最中に痛かったり、体を後ろにそらしたときに痛いのは要注意です。早期なら分離した骨が自然にくっつくこともありますが、多くは長い間コルセットなどで固定する必要がでてきます。ひどくなると椎間板を傷つけたり、下半身の麻痺もあらわれます。手術を行うこともあるので十分に気をつけましょう。

 少年期の「椎間板ヘルニア」もスポーツが原因のことがあります。なり始めの頃は、背中から腰にかけての強い突っ張り感があり、前かがみしにくくなります。
 「そく彎症」でも腰痛が出ますが、姿勢のゆがみが原因。重いかばんを持ち歩く、勉強時の姿勢が悪いなど、背骨を支える筋肉を鍛えてあげることが重要です。
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