シワを取る:あるある健康大百科「サプリメント・健康食品編」

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シワを取る

セラミド

 セラミドは細胞と細胞を接着させる働きをする細胞間脂質で、肌や髪のうるおいに欠かせない。肌の上皮の角質層では細胞の細胞間脂質の約半分をセラミドが占める。体の中で作られる物質だが、加齢などで減少すると、肌のうるおいが減り皮膚のバリア機能が低下する。塗って外から補給すると軽症のアトピー性皮膚炎の感想肌を改善する効果が認められている。経口摂取でも美肌効果を発揮する。米や小麦、大豆、コンニャク芋などが、セラミドの原料として用いられている。1日20~40mg、1ヶ月ほどで美肌効果が表れたという報告がある。さらに、コンニャクのセラミドは1日600mgで肌の保湿力を高めたというデータがある。
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ヒアルロン酸

 ヒアルロン酸は皮膚や関節、目に豊富に存在するムコ多糖類。ヒアルロン酸は1gで6?もの水分を抱え込むほど保水力が高いという特徴があり、皮膚では肌の乾燥の防止、関節では関節液の円滑成分、目では硝子体(しょうしたい)の緩衝などの役割を担っている。

 ヒアルロン酸は医師が処方する医薬品として、変形性膝関節症の軟骨保護や、白内障手術の補助薬、角結膜上皮障害の治療などに用いられている。ヒアルロン酸は化粧品では保湿成分として利用され、サプリメントにも美肌成分として配合されている。1日120mgのヒアルロン酸の摂取を続けると、肌の水分量が高まり、シワの数が減少する効果が確認されている。ヒアルロン酸は、ニワトリの鶏冠(とさか)から抽出したものや、微生物の発酵で生産したものが利用されている。
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αリポ酸

 αリポ酸。別名、チオクト酸。野菜や肉にも含まれる成分で、糖分からエネルギーと作り出す過程で必要な栄養素。米国では、糖尿病対策のサプリメント成分として人気。αリポ酸は糖分の代謝を促進するほか、糖分を細胞内に取り込むのに必要なホルモンであるインスリンの効きを良くすると考えられている。

 αリポ酸それ自体が抗酸化力が強いうえ、活性酸素を消去した後、酸化されて抗酸化力を失ったビタミンCやE、CoQ10、グルタチオンなどを再活性化する働きがある。αリポ酸は日本では、肉体疲労時の栄養補給を目的とした医薬品として使われてきたが、2004年6月から健康食品への配合が許可された。
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パンガミン酸

 パンガミン酸は脂質代謝などにかかわるとされる成分。1951年に植物の種子から発見された。パンガミン酸は水溶性で抗酸化力が強く、ビタミンB様の作用を持つためビタミンB15と名づけられたが、生体に欠かせない成分かどうかがはっきりせず、今ではビタミンの仲間には入れないとの見方が主流。食品ではゴマやパンプキンシード、穀物の皮などに含まれている。サプリメントのほか皮膚の新陳代謝を早めるとして、シワ対策化粧品に配合される。
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ローズヒップ

 ローズヒップ。ドッグローズ(和名イヌノイバラ)の実のこと。ドッグローズは野バラの一種で、夏に一重の小さな花が咲き、秋に赤い卵形の実がなる。ローズヒップの実には抗酸化ビタミンのビタミンC、Eのほか、赤色色素のリコピンが豊富に含まれており、新たなリコピン源としても注目されている。ローズヒップの熟した実から精油(ローズヒップオイル)を取るほか、乾燥させた実を砕いてポットに入れ、お湯を注いでハーブティーにする。ローズヒップオイルには保湿効果があり、化粧品としても人気が高い。
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コエンザイムQ10

 コエンザイムQ10は細胞のミトコンドリアが、細胞のエネルギー物質であるアデノシン3リン酸(ATP)を作るのに欠かせない成分。CoQ10と略記する。CoQ10は生体内で作られるが、ATPの合成に伴って消耗するため、運動などによってATP産生が活発になると供給が間に合わなくなる。また加齢とともに、体内のCoQ10量が減少する。

 CoQ10は食事でも摂取できるが、通常は1日あたり5~10mg程度と、それほど多くない。不足しがちな人がCoQ10を補給すると心臓が元気になって持久力が高まり、むくみが改善する。CoQ10は日本では心不全の治療薬として利用されており、1日量は30mg。サプリメントで補給する目安量は1日30~100mg程度。経口摂取でシワが改善するなどの美肌効果も確認されている。CoQ10は酵母や藻類の培養などにより大量生産される。ユビキノン、補酵素Q10ともいう。
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レチノイン酸

 レチノイン酸はビタミンAの誘導体。体内に取り込まれたビタミンAは、代謝されて生理活性が高いレチノイン酸に変わる。レチノイン酸を皮膚に塗ると新陳代謝が高まり、シワやシミを改善する作用があることがわかり、米国では配合クリームがシミ・シワ治療用の医薬品として使われている。日本では化粧品への配合が認められておらず、代わりにレチノールを配合した化粧品が使われている。トレチノインともいう。
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カイネチン

 カイネチンはシワを薄くするなど皮膚のアンチエイジング効果があるとして話題の成分。カイネチンはもともとは植物の成長を促す成分(植物細胞分裂促進成分)として、1955年に発見された。カイネチンはヒトの細胞に対しても分裂を促す作用がある。カイネチンは90年代に米国の研究者が皮膚に塗るとシワが薄くなり肌が若返るとの効果を確認したと発表。その後カイネチンは強力なアンチエイジング成分として化粧品に使われるようになったが、データが論文になっておらず検証できないとの批判もある。キネチンともいう。
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コラーゲン

 コラーゲンは体の主要な構成要素で、細胞同士を結びつける働きをしているたんぱく質。コラーゲンは軟骨や皮膚に多く、関節のスムーズな動きや、肌のハリ・弾力の源になる。食品ではブタなどの軟骨や魚のにこごりなどにコラーゲンが多く含まれている。

 コラーゲンを食べるとそのままの形では吸収されず、細かく分解されて体内に入り、コラーゲン合成の原料になる。コラーゲン合成にはビタミンCが必要なので、一緒にとると良い。ちなみに、ゼリーなどに使われるゼラチンは、ウシやブタの軟骨から取ったコラーゲンを分解したものなので、ゼラチンを食べても基本的には同じこと。なお、コラーゲンを肌に塗っても吸収されないが、保湿力は高まる。
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酢酸レチノール

 酢酸レチノールはシワ対策化粧品によく配合されている、ビタミンAの前駆体。化粧品にはほかに、パルミチン酸レチノールがよく使われる。なお、代謝されてビタミンAに変わる、ビタミンAの前駆体としてはほかに、緑黄色野菜に含まれているα、βカロチンなどのカロチノイドや、ミカンなどかんきつ類に含まれるクリプトキサンチンなどがある。
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ジメチルアミノエタノール

 ジメチルアミノエタノールは脳内に存在し、神経伝達物質であるアセチルコリンの合成に関与するとされる物質。DMAEという略称で呼ばれることが多い。「集中力が増し、頭が良くなる」として、米国で一時、人気の”スマートドラッグ”成分となった。ただし、厳密な臨床試験では、はっきしりた効果は確認されていない。また、最近は肌に塗るとハリが増すことが確認され、抗シワ成分としてクリームや美容液への配合が行われるようになっている。ジメチルエタノールアミンともいう。
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デルマタン硫酸

 デルマタン硫酸は皮膚や血管などに多い、ムコ多糖の一種。コラーゲンをたばねて、肌などの弾力を保つ働きをしている。細胞の新陳代謝(ターンオーバー)や、保水力を高める作用もあるとされ、美肌につあんがるサプリメント成分としても人気が高い。
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パルミチン酸レチノール

 パルミチン酸レチノールはシワ対策化粧品によく配合されている、ビタミンAの前駆体。化粧品にはほかに、酢酸レチノールがよく使われる。なお、代謝されてビタミンAに変わる、ビタミンAの前駆体としてはほかに、緑黄色野菜に含まれているα、βカロチンなどのカロチノイドや、ミカンなどかんきつ類に含まれるクリプトキサンチンなどがある。
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ヒドロキシリジン

 ヒドロキシリジンはコラーゲン合成の原料となるアミノ酸。肉などに含まれているアミノ酸のリジンから作られる。ヒドロキシリジンを摂取すると、直接原料が供給されるため、コラーゲンの合成量が増える。
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レチノール

 レチノールはビタミンAの一種。シワ対策化粧品に配合されることが多い。ビタミンAは、視力を維持し、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミン。天然にはレチノール(ビタミンA1とも)、3-デヒドロレチノール(ビタミンA2とも)などがある。不足すると夜間視力の低下、乾燥肌、口内炎などが起きやすい。食品ではレバーやウナギに多く含まれる。1日当たりの摂取目安量にビタミンAが180~600μgRE(600~2000IU)含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。
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