アトピーを改善する:あるある健康大百科「サプリメント・健康食品編」

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アトピーを改善する

αリノレン酸

 αリノレン酸はオメガ3系と呼ばれる、健康にいい油の成分の一つ。体内に入ると、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変化し、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぎ、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和するといった、多くの効用があるとみられている。シソ油(エゴマ油)や亜麻仁油(あまにゆ)に多く含まれている。加熱したり、空気にさらしていると酸化しやすいので、早めに使い切るのがいい。
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イエロードッグ

 学名Rumex cispus。イエロードッグはタデ科の多年草でヨーロッパが原産だが、日本にも明治時代から広がり始め、帰化植物となっている。和名はナガバギシギシ。根の粉末を薬用に使う。肝機能の改善や血液の浄化に強い効果があるほか、消化不良、便秘、皮膚病、関節炎などによく効くとされている。
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エイコサペンタエン酸(EPA)

 エイコサペンタエン酸は、魚油に含まれる成分で、健康にいいオメガ3系の多価不飽和脂肪酸の一つ。EPAと略記される。血液をサラサラにして動脈硬化などを防ぎ、アドピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を改善するなど、ドコサヘキサエン酸(DHA)と同じく、幅広い効用があるとみられている。エイコサペンタエン酸は青魚に多く含まれる。一部は体内でDHAに変換される。エイコサペンタエン酸EPAを安定化したEPAエチルは日本では医薬品として利用され、血小板の凝集抑制、血清脂質の低下、動脈の伸展性保持の作用が確認されている。イコサペンタエン酸(IPA)と呼ぶこともある。
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カモミール

 学名Matricarina recutia。カモミールは医療用ハーブとして古くから利用されているヨーロッパ原産のキク科植物で、ドイツでは医薬品扱い。カモミールの語源はギリシャ語で「地上のりんご」。カモミールはフランス語読みで、オランダ語のカミツレとも呼ばれる。花が開ききる前に摘んで乾燥させたドライハーブをハーブティーとして楽しむほか、精油も商品化されている。カモミールには興奮を鎮める鎮痛作用、眠りを促す催眠作用というリラックス効果があり、腹痛を和らげて下痢や便秘を改善する。粘膜や皮膚の炎症を鎮めて痛みを和らげる消炎鎮痛作用もあり、カゼの初期ののどや鼻の痛みに効く。乾燥肌やかゆみ、口臭の予防にもいい。
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甘草(かんぞう)

 甘草。学名Glycyrrhiza glabra。マメ科の植物。根及び根茎の部分を乾燥させたものは、消炎・解毒作用が知られ、漢方薬の処方に広く用いられている。主成分のトリテルペン配糖体は、ショ糖の150倍という強い甘味を持っているため、食品添加物の甘味料として利用されている。これに1割ほど含まれるグリチルリチンは、副腎皮質ホルモンの産生促進、結合組織の増強による抗アレルギー、抗炎症などの作用が認められる。日本ではグリチルリチン製剤は、肝機能異常や湿疹・皮膚炎、口内炎を改善する医薬品として利用されている。甘草は西洋ではリコリスと呼ばれる。ドイツでは、カタル性の胃・十二指腸炎の治療薬として認められている。
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γリノレン酸

 γリノレン酸はオメガ6系の多価不飽和脂肪酸。体内ではリノール酸から作られる。母乳の成分であるほか、月見草(メマツヨイグサ)など一部の植物種子に多く含まれる。月見草などの種子油や微生物で作ったγリノレン酸が使用されている。γリノレン酸はアトピー性皮膚炎を改善する効果があり、英国では医薬品として用いられている。1日340mgで月経前症候群(PMS)の症状を緩和したという報告もある。
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セラミド

 セラミドは細胞と細胞を接着させる働きをする細胞間脂質で、肌や髪のうるおいに欠かせない。肌の上皮の角質層では細胞の細胞間脂質の約半分をセラミドが占める。体の中で作られる物質だが、加齢などで減少すると、肌のうるおいが減り皮膚のバリア機能が低下する。塗って外から補給すると軽症のアトピー性皮膚炎の感想肌を改善する効果が認められている。経口摂取でも美肌効果を発揮する。米や小麦、大豆、コンニャク芋などが、セラミドの原料として用いられている。1日20~40mg、1ヶ月ほどで美肌効果が表れたという報告がある。さらに、コンニャクのセラミドは1日600mgで肌の保湿力を高めたというデータがある。
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ドコサヘキサエン酸

 ドコサヘキサエン酸は魚油に含まれる成分で、健康にいいオメガ3系の多価不飽和脂肪酸の一つ。DHAと略記される。脂肪や悪玉コレステロールを下げて高脂血症、血圧を下げて高血圧を防ぐ、アドピーや花粉症などのアレルギー疾患を防ぐ、視力の向上、躁うつ病やうつ病、痴ほうを改善する、抗がん作用など、幅広い効用があるとみられている。1日1食、100gの魚を食べると十分量のDHAをとれるという。サプリメントの場合は、1日の摂取量の目安は500mg。具体的な症状があったり、健康不安が強いときは、1~1.5gとるとよい。
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乳酸菌

 乳酸菌は発酵で乳酸を作る細菌の総称。ヨーグルトや漬物など発酵食品に多く含まれる。乳酸菌の中には、腸の中にすむものもあり、腸の中で健康に役立つ働きをしていることから、善玉菌に分類される。乳酸菌は便通や便臭の改善という整腸作用のほか、免疫力の向上、抗がん作用、アレルギーの抑制など幅広い効果が報告されている。こららの健康効果は乳酸菌の種類や株によって強さが異なる。ヨーグルトなどの商品では、用いている乳酸菌の種類・株の名称を大きく表示したものが増えている。
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発芽玄米

 発芽玄米は玄米を水につけ、わずかに発芽させた米。発芽状態にして胚芽の酵素を活性化させることにより、玄米の健康機能が高まっている。イライラを緩和して血圧を下げるギャバ(γアミノ酪酸)は玄米の3倍(白米の10倍)に増えている。その一方で、アレルギーの原因となるアレルゲンたんぱく質の量は大幅に減少している。

 ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの健康成分は玄米と同等量を含む。ヒトを対象にした試験によって食後の血糖値の上昇を緩やかにし、ダイエットや高脂血症、高血圧、アトピー性皮膚炎を改善する効果を発揮することが認められている。さらにマウスの実験では、アルツハイマー病を予防する効果が認められた。発芽玄米は、当初、水分が多いウェットタイプが商品化されていたが、次いで、通常のお米と同じ程度に乾燥したドライタイプが登場し、より利用しやすくなった。
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ビオチン

 ビオチンは炭水化物や脂肪、たんぱく質の分解や合成にかかわる成分で、ビタミンB群の一種。以前はビタミンHと呼ばれた。レバーや卵黄、大豆、マッシュルーム、バナナ、ビール酵母などにたくさん含まれている。不足することはめったにないが、卵の白身を生で大量に食べると、白身に入っているアビジンというたんぱく質がビオチンにくっつき、体に吸収されにくくなる。欠乏すると皮膚炎や結膜炎、貧血などが起こる。1日当たりの摂取目安量にビオチンが10~500μg含まれている食品には「保険機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)の1日目安量は、男女ともに45μg。妊婦は2μg、授乳婦は4μgの付加が必要。上限量は特に定められていない。
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マグネシウム

 マグネシウムは300以上もの代謝酵素が働くのに必要な必須ミネラル。高めの血糖、中性脂肪、血圧を下げる作用を持つ。筋肉の収縮を抑え、脳梗塞や心臓病、こむら返りも防ぐ。骨を形成するミネラルの一つでもある。ストレスにさらされると、尿から排泄される。食品では、にがり、ナッツ類、きな粉、ひじきなどに多い。サプリメントの場合、カルシウムとマグネシウムなどに多い。サプリメントの場合、カルシウムとマグネシウムを1:1~2:1の比率でとるといい。

 1日当たりの摂取当たりの摂取目安量にマグネシウムが80~300mg含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)の1日推奨量は、男性が18~29歳が340mg、30~49歳が370mg、50~69歳が350mg、70歳以上が310mg。女性は、18~29歳と70歳以上が270mg、30~49歳が280mg、50~69歳が290mg。妊婦は40mgの付加が必要。上限量は特に定められていないが、通常の食品以外からの摂取量(サプリメントを含む)は、成人の場合1日350mg、小児では1日5mg/kg。
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メマツヨイグサ

 メマツヨイグサ。学名Oenothera biennis。夜に黄色い花が開き、朝にはしおれるアカバナ科植物。普通の食用油にはあまり入っていないγリノレン酸が種子に豊富に含まれているほか、月経前症候群などに効果があるとされる。ただし、種子から取った油は、一般には類縁の月見草の油として販売されている。イブニング・プリムローズ、マツヨイグサともいう。
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ラフィノース

 ラフィノースは腸の善玉菌を増やしておなかの調子を整えるオリゴ糖の一つ。甜菜の糖蜜から分泌される。整腸作用を得るための目安量は1日3g。ラフィノースを配合したスープが「おなかの調子を整える」トクホ(特定保健用食品)として認められている。ラフィノースにはこのほか、アトピー性皮膚炎の改善や免疫機能の強化、肝機能の強化などの作用が確認されている。
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ルイボス

 ルイボス。学名Aspalathus linearis。南アフリカ共和国の山野に自生する針葉樹。ルイボスは現地語で「赤い低木」の意味。葉を発酵・乾燥させたものをお湯で煮だしたルイボス茶として飲まれる。抗酸化力が強いフラボノイドやミネラルが豊富で、便通やアトピーを改善する作用が知られている。
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レッドクローバー

 レッドクローバー。学名Trifolium pratense。マメ科の多年草でムラサキツメクサ、アカツメクサとも呼ばれる。ヨーロッパ原産で、明治初期に牧草として輸入され、野生化した。女性ホルモンに似た働きをするイソフラボン類のゲニステインを豊富に含み、更年期障害、骨粗しょう症の予防などに効果があるとされる。ゲニステインは、強い抗がん作用も持つことがわかって注目されている。ザクロなど植物性のエストロゲンを含む可能性のある健康食品との併用や、妊娠中の服用は避けたほうが良い。
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