血液をサラサラにする:あるある健康大百科「サプリメント・健康食品編」

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血液をサラサラにする

イエロードッグ

 学名Rumex cispus。イエロードッグはタデ科の多年草でヨーロッパが原産だが、日本にも明治時代から広がり始め、帰化植物となっている。和名はナガバギシギシ。根の粉末を薬用に使う。肝機能の改善や血液の浄化に強い効果があるほか、消化不良、便秘、皮膚病、関節炎などによく効くとされている。
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ルイボス

 ルイボス。学名Aspalathus linearis。南アフリカ共和国の山野に自生する針葉樹。ルイボスは現地語で「赤い低木」の意味。葉を発酵・乾燥させたものをお湯で煮だしたルイボス茶として飲まれる。抗酸化力が強いフラボノイドやミネラルが豊富で、便通やアトピーを改善する作用が知られている。
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カテキン

 カテキンは緑茶の渋み成分。緑茶葉の乾燥重量の10~20%を占める。カテキンはポリフェノールの一種で、抗酸化力が強い。カテキンには体脂肪を減らす作用に注目が集まっている。また、お茶をたくさん飲む地域では胃がんの発生率が低いことが知られており、カテキンのがん予防効果を検証する研究が日米で進んでいる。

 またカテキンは口臭予防や胃潰瘍なの原因となるピロリ菌を減らす作用もある。体脂肪を減らすための1日の摂取目安量は、カテキン500~600mg程度。およそ普通の緑茶10杯分に相当する。
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クランベリー

 学名Vaccinium macrocarponなど。クランベリーはツツジ科ツルコケモモ属の果樹。果実は直径1cmほどの大きさで、深紅色をしている。クランベリーには尿路感染症の改善効果があり、医療の現場でも利用されている。抗酸化力が強く、動脈硬化を防ぐ。クランベリーは歯周病を予防する効果や胃のピロリ菌を減らす効果も注目されている。
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グレープシード

 グレープシードとはブドウ種子のこと。有効成分ポロフェノールの一種。強力な抗酸化力を持つ。フランスでグレープシードは、脚などの血流が悪くなって静脈が浮き出る静脈瘤の治療薬になっている。悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの酸化を抑える作用を持つ。むくみやシミの改善、胃潰瘍の予防、便臭の抑制といった効果もある。摂取目安量は1日100~300mg。副作用や過剰症の報告はみられない。
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プロアントシアニジン

 プロアントシアニジンはブドウの皮や種子(グレープシード)に多く含まれる渋み成分で、有効成分ポロフェノールの一種。赤ワインにも含まれる。強力な抗酸化力を持つ。フランスでグレープシードは、脚などの血流が悪くなって静脈が浮き出る静脈瘤の治療薬になっている。プロアントシアニジンは悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの酸化を抑える作用を持つ。むくみやシミの改善、胃潰瘍の予防、便臭の抑制といった効果もある。摂取目安量は1日100~300mg。
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緑茶

 カテキンやテアニンといった成分を含む健康飲料として人気。カテキンは緑茶の渋み成分。緑茶葉の乾燥重量の10~20%を占める。ポリフェノールの一種で、抗酸化力が強い。体脂肪を減らす作用に注目が集まっている。また、お茶をたくさん飲む地域では胃がんの発生率が低いことが知られており、カテキンのがん予防効果を検証する研究が日米で進んでいる。口臭予防や胃潰瘍なの原因となるピロリ菌を減らす作用もある。体脂肪を減らすための1日の摂取目安量は、カテキン500~600mg程度。およそ普通の緑茶10杯分に相当する。

 テアニンは、緑茶のうまみ成分であるアミノ酸の一種。自律神経系をリラックスさせる働きがある。200mgのテアニンを飲むと、リラックスの指標となる脳波のα波が引き出されることが確認されている。就寝前に飲めば寝つきがよくなり、睡眠の質(中途覚醒や起床時の疲労感の有無)も改善される。集中力アップ効果、月経周期に関連する不調や更年期障害の改善効果もある。テアニン200mgは煎茶20杯分に相当。熱湯で抽出するとカテキンが低温で抽出するとテアニンが豊富なお茶になる。
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ビタミンC

 ビタミンCはレモンやピーマンなど、多くの野菜や果物に含まれる水溶性のビタミン。アスコルビン酸ともいう。数多くの機能を担っている。代表的なものは、1.活性酸素を消去して体の参加を防ぐ、2.皮膚や骨を丈夫にするたんぱく質「コラーゲン」の合成を助ける、3.ストレスに適応するためのホルモン合成を助ける、など。鉄の吸収やビタミンEのリサイクル(酸化されて効力を失ったビタミンEをもとの形に戻す)を助ける働きもあるので、サプリメントで鉄やビタミンEをとるときには一緒にとったほうがいい。

 不足すると、疲れやすい、カゼを引きやすい、傷の治りが遅い、歯茎から血がでるなど、様々な不調が出やすくなる。たぼこを吸うと、活性酸素が体内にたくさんできるため、ビタミンCが不足しやすい。1日当たりの摂取目安量にビタミンCが35~1000mg含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。成人(18歳以上)1人あたりの食事摂取基準(2005年版)の1日推奨量は、男女ともに100mg。妊婦は10mg、授乳婦は50mgの付加が必要。上限量は特に定められていない。
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プロポリス

 プロポリスはハチが菌やウィルスから巣を守るために、周囲の草木などから樹液を集め、巣の入り口やすき間を埋めるように口で塗り固めたもの。プロポリスは天然の抗菌物質・抗生物質と呼ばれるとおり、抗菌、抗ウィルス、抗潰瘍、抗炎症、抗アレルギー、免疫力向上、抗酸化、抗がんなど、実に幅広い効果が知られる。カゼ、口内炎、水虫、歯の痛みなどに効く。

 プロポリスの原料はブラジルや中国、北米、オーストリアなどで取れるが、抗がん作用などの薬効はブラジルの一部地域のものが特に強いといわれている。アルコール抽出タイプが主流なので、アルコールの苦手な人や肝臓に不安のある人が注意したい。アルコールを含まない、他の製法の商品も多数ある。アレルゲンを含むと湿疹の原因になることがあるので、アレルゲンを排除した商品もある。もし湿疹などが起きたら、利用を中止する。独特のにおいと味があるが、慣れてくるとそれほど気にならなくなる。コップなどに入れて水で薄めて飲むが、ヤニがコップに付着するので、その場合はアルコールでふくと取れる。プロポリスは比較的高価なので、購入するときは信頼できる医師や薬剤師などの専門家に相談するといい。
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ユーカリ

 ユーカリはフトモモ科の常緑高木。コアラの食べ物としてよく知られ、パルプの原料として大量に植林されている。葉は茶として飲まれる。カリウムなどのミネラルが多く、抗酸化力が強いタンニンのエラグ酸などを含み、利尿やむくみの解消、便秘の改善などの作用が知られる。葉の精油成分はシネオールが主成分で、清涼感のあるシャープな香りがあり、抗菌作用が強い。鼻づまり解消や気管の炎症沈静などアロマセラピーで広く利用される。ドイツでは葉と精油が医薬品扱い。
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ゴツコーラ

 ゴツコーラはセリ科の多年草。インドの伝統医学アーユルベーダで利用されるハーブの一つ。ゴツコーラは抗酸化力が強く、美肌効果や皮膚の炎症を抑える作用がある。血行改善効果、利尿作用もあり、脚のむくみを解消する成分として使われる。ゴツコーラはゴツコラ、センテラアジアチカと呼ばれる場合もある。和名はツボクサ。
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ビタミンE

 ビタミンEは強い抗酸化作用を持つビタミン。油に溶けやすく、体内の油(細胞膜など)の中に溶け込んでその酸化を防ぐ。この作用により動脈硬化を抑え、心臓病や脳卒中を予防すると考えられているが、体質(ハプトグロビンというたんぱく質のタイプ)によっては効果が出にくいこともある。食品ではアーモンドやクルミなどのナッツ類や胚芽油、卵黄、レタスなどの葉物野菜にビタミンEが多く含まれている。天然にはトコフェロールとトコトリエノールという2種類がある。

 ビタミンEが不足すると貧血を起こしたり、運動機能や神経機能に障害が出ることも。ビタミンCには酸化されて効力を失ったビタミンEをもとの形に戻すリサイクル作用があるので、一緒にとったほうがよい。1日当たりの摂取目安量にビタミンEが3~150mg含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)ではビタミンEはαトコフェロール当量のみで換算されている。ビタミンEの1日目安量は男性18~29歳と50~69歳が9mg、30~49歳8mg、70歳以上が7mg。授乳婦は3mgの付加が必要。上限量は男性18~69歳が800mg、70歳以上が700mg。女性が18~29歳と70歳以上が600mg、30~69歳が700mg。
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松樹皮ポリフェノール

 松樹皮ポリフェノールは松の樹皮から抽出したポリフェノール成分。産地や抽出方法の違いでピクノジュノール、フラバンジェノール、エンゾジノールといった商標名・商品名がついている。活性酸素を除去する抗酸化パワーが強力で、血流を改善する効果が高い。松樹皮ポリフェノールは関節痛や月経不順、注意力障害を改善する効果が報告され、冷え性やむくみの改善、肝臓の機能向上、中性脂肪の低下、美肌効果も確認が進んでいる。松樹皮ポリフェノールの主たる有効成分は、プロアントシアニジンと呼ばれるカテキンのオリゴマー(数個結合したもの)とされる。
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ケルセチン

 ケルセチンはタマネギや緑茶、りんごなどに多く含まれる水溶性の黄褐色の色素成分。ケルセチンはプロポリスやイチョウ葉エキスの薬効成分の一つでもある。いわゆるポリフェノールの一つで、抗酸化作用や抗炎症作用が強い。末梢血管を強くするのみ薬や、ぜんそくや花粉症などを抑えるのみ薬に配合されている。2001年には日本でもサプリメントへの配合が解禁になった。摂取目安量は1日250~500mg。
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ルテオリン

 ルテオリンは植物のポリフェノール成分の一つであるフラボノイドに属する黄色色素。ルテオリンはシソやミント、ローズマリーなどのシソ科植物や、マメ科の落花生などに多い。抗酸化力が強い。ルテオリンを含むシソ抽出物は、アレルギーを抑制する作用を持ち、花粉症を抑制する効果がヒトで確認されている。
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ロスマリン酸

 ロズマリン酸ともいう。植物のポリフェノール成分の一つであるフラボノイドに属する物質。シソやローズマリーなどのシソ科植物などに多い。抗酸化力が強い。ロスマリン酸を含むシソ抽出物は、アレルギーを抑制する作用を持ち、花粉症を抑制する効果がヒトで確認されている。ロスマリン酸は抗酸化パワーで肌を保護する作用もあり、化粧品に配合されている。
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秋ウコン

 ウコンの一種。ショウガ科の植物で、英語名はターメリック。切り口が鮮やかな黄色で、カレー粉の原料になる秋ウコンのほか、切り口が薄い黄色の春ウコン(正式名キョウオウ)、切り口が紫がかった白色の紫ウコン(正式名ガジュツ)がある。秋ウコンを通称「ウコン」と呼ぶ場合もある。秋ウコンに多い色素成分のクルクミンは、肝臓に効く成分として有名で、アルコールの分解を早める。お酒を飲む前にウコンを飲んでおけば二日酔いを予防する。また、胆汁の分泌を促して消化を助けるほか、抗酸化作用もある。粒状のサプリメントのほか、粉末を溶かして飲むウコン茶もある。
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アスタキサンチン

 アスタキサンチンはサケの切り身やイクラに含まれる赤色の色素。抗酸化力が極めて強く、アスタキサンチンの抗酸化力は、代表的な抗酸化ビタミンであるビタミンEの約550~1000倍に相当するといわれる。ヘマトコッカス藻と呼ばれる藻類を大量に培養することで、アスタキサンチンの大量生産が可能になり、アスタキサンチンを配合したサプリメントやドリンク、化粧品など商品化が広がっている。アスタキサンチンには抗炎症、動脈硬化抑制、ストレス抑制、糖尿病予防、発ガン抑制、目・脳・肝臓・筋肉・精子・皮膚の機能を高める、免疫を賦活するなどの効果が見出されている。
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N-アセチルシステイン

 N-アセチルシステインはアミノ酸の一種。肝臓で合成される抗酸化酵素、グルタチオンの構成要素。肝臓や肺の細胞の機能を高める。グルタチオンは、免疫システムを強くして、肺で炎症が起きているときや、肝臓で有害物質を解毒するときに放出される活性酸素を除去する作用を持つ。
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クルクミン

 クルクミンは秋ウコンに多く含まれる黄色色素で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリックの主色素成分。クルクミンは抗酸化作用や抗炎症作用が知られ、肝機能の強化や抗菌、コレステロール低減などの健康効果の研究が進められている。
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グルタチオン

 グルタチオンは抗酸化作用が強いSH基を持つ化合物の中で、生体内に最も多い物質。特に肝臓に多い。システインなどのアミノ酸が3つ結合した構造で、日本では肝機能改善や解毒薬、白血球減少症の飲み薬として使われている。用量は1日50~300mg。酵母などから抽出したグルタチオンがサプリメントに配合されている。グルタチオンは細胞の老化を防ぎ、若さを保つ作用を期待できる。飲む美白サプリにも配合されている。サプリメントでは、システインペプチドという名前で記載されている場合が多い。
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コーヒー

 豆を焙煎してお湯で抽出した飲料がコーヒーとして広く飲用されている。中枢興奮、覚醒、利尿作用を持つカフェインや、抗酸化力が強いポリフェノール成分を含む。肝硬変による脂肪や直腸がんのリスクの軽減や、動脈硬化の予防などの効果が知られている。ドイツでは医薬品としても利用されている。急性の下痢や口腔粘膜の軽度炎症に対する効果が確認されている。このうちポリフェノールの一つであるクロルゲン酸は焙煎によって含有量が減少する。
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ゴマリグナン

 ゴマリグナンはゴマに含まれる脂溶性の抗酸化成分の総称。セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモールなどがある。肝臓の働きを高め、二日酔いや悪酔いを予防する。肝臓で脂肪を利用しやすい形に変える酵素を活発化する。ゴマリグナンはコレステロール値や血圧を下げる作用、肝臓ガンや乳がんの予防効果もある。摂取目安量はセサミンとして1日10mg(ゴマ3000粒分)
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セサミン

 セサミンはゴマに含まれる脂溶性の抗酸化成分、ゴマリグナンの一種。ゴマの1%がゴマリグナンで、その半分はセサミン。ゴマリグナンは、肝臓の働きを高め、二日酔いや悪酔いを予防する。肝臓で脂肪を利用しやすい形に変える酵素を活発化する。コレステロール値や血圧を下げる作用、肝臓ガンや乳がんの予防効果もある。摂取目安量はセサミンとして1日10mg(ゴマ3000粒)
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イタドリ

 イタドリは強力な抗酸化力を持つサプリメント、リスベラトロールの原料。タデ科の多年草で日本の山に自生する。根と茎は、虎杖根(コジョウコン)の名で漢方の生薬として使われている。リスベラトロールは、イタドリのほかブドウの皮や種にも含まれており、ガンや生活習慣病の予防にいいと米国で注目の成分。

 動物性脂肪の多い食事をしているのに心臓病の死亡率が低いフランスの状況を指す「フレンチ・パラドックス」の秘密は、このリスベラトロールにあるのではないかという説もある。同じくブドウの皮や種に含まれる抗酸化物質、オリゴメリックプロアントシアニジン(OPC)と協力しあって作用していると考えられている。
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イノシトール6リン酸

 イノシトール6リン酸はイノシトールと呼ばれる糖に、リン酸が6個結合した物質。IP6(アイピーシックス)、フィチン酸とも呼ばれる。米ぬかに多く含まれる。抗酸化作用があり、心臓血管系の疾患や糖尿病、各種のガンに対して、抑制的に働くことが報告されている。イノシトールにリン酸が3個結合したイノシトール3リン酸(IP3)は、神経伝達物質として知られる。
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エピガロカテキンガレート

 エピガロカテキンガレートはお茶ポリフェノールであるカテキンの成分の一つで、カテキン全体の半分ほど占める。カテキンの中でも、抗酸化力やコレステロール低下、ガン抑制などの効果が最も強い。
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エラグ酸

 エラグ酸はイチゴやザクロ、ナッツ類などに含まれているポリフェノールの一種。抗酸化作用に加え、メラニンを作り出す酵素チロシナーゼの働きを抑える作用があり、日本では化粧品の美白成分として認可されている。海外では、心臓病やガンの予防に役立つ可能性があるとして注目されている成分の一つで、サプリメントも製品化されている。
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カカオマスポリフェノール

 カカオマスポリフェノールはココアやチョコレートの原料となるカカオ豆に含まれるポリフェノール成分。抗酸化力が強く、悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑制して動脈硬化の進展を抑えるほか、ガン予防、ストレス緩和、アレルギー抑制などの効果が報告されている。
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カロチノイド

 カロチノイドは緑黄色野菜や果物に含まれる色素成分の総称。600種類以上あるが、αカロチン(ニンジン、橙・黄ピーマン)、βカロチン(ニンジン、ブロッコリー)、リコピン(トマト、スイカ)、ルテイン(ブロッコリー、ホウレンソウ)などが代表格。活性酸素から体を守る抗酸化作用が強く、心臓病や脳卒中、ガンを抑える効果があるといわれる。また、一部のカロチノイドには、体内でビタミンAに変わるプロビタミンAとしての働きがある。カロテノイドともいう。
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クリプトキサンチン

 一般にはβクリプトキサンチンのこと。温州ミカンやネーブルオレンジに多い、濃い橙色の色素成分。実よりも皮に多く含まれている。抗酸化力が強く、ガンの発生を強力に抑制することがマウスの実験で確認されている。ミカン2個分に相当する2mgのβクリプトキサンチンを毎日摂取すると、ガン予防効果を期待できる。
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グルタチオンペルオキシダーゼ

 グルタチオンペルオキシダーゼは体内で生じた活性酸素を無毒化する酵素の一つ。ミネラルのセレンを含む酵素で、セレンが抗酸化作用を発揮するのは、この酵素を介した作用である。セレンをたくさん取る人は前立腺ガンなどになりにくいことが報告されているが、これも、グルタチオンペルオキシダーゼなどが活性酸素を無毒化することで、遺伝子へのダメージが起こりにくくなるためと考えられている。
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セレン

 セレンはグルタチオンペルオキシダーゼと呼ばれる酵素の構成成分で、ガンや老化の原因となる活性酸素の生成を防ぐミネラル。セレニウムと呼ぶ。強い抗酸化力を持つ。体内のセレンの量が少ないほど、ガンの発生率が上がるという報告もある。食品では、毛ガニ、カツオ、カレイ、ホタテなどに多い。成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)の1日推奨量は、男性18~29歳と50歳以上が30μg、30~49歳が35μg。女性は25μg。妊婦は4μg、授乳婦は20μgの付加が必要。上限量は男性は18~69歳が450μg、70歳以上が400μg、女性は350μg。
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フコキサンチン

 フコキサンチン。ワカメなど褐藻類の海藻に含まれているカロチノイド。橙色の色素で、抗酸化作用が強い。細胞や動物を使った実験で、抗ガン作用が報告されているが、ヒトが摂取したときに効果があるかどうかは不明。
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リコピン

 リコピンとはトマトなどに多く含まれる赤い色素。リコピンはカロチノイドの中でも、活性酸素を消去する抗酸化作用が強いため、活性酸素が原因となるガンや心臓病、脳卒中などの予防に役立つとされる。リコピンは脂溶性なので、サプリメントで摂取する場合は食事と一緒にとると吸収率が高まる。リコペンともいう。
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リスベラトロール

 リスベラトロールはブドウの果皮や種子に含まれるポリフェノールの一種。イタドリは強力な抗酸化力を持つサプリメント、リスベラトロールの原料。強力な抗酸化力を持ち、ガンや生活習慣病の予防にいいと米国で注目の成分。動物性脂肪の多い食事をしているのに心臓病の死亡率が低いフランスの状況を指す「フレンチ・パラドックス」の秘密は、このリスベラトロールにあるのではないかという説もある。

 同じくブドウの皮や種に含まれる抗酸化物質、オリゴメリックプロアントシアニジン(OPC)と協力しあって作用していると考えられている。日本の山に自生するイタドリにも豊富に含まれていて、サプリメントはこれを原料に作られる。レスベラトロールとも呼ぶ。
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アリシン

 アリシン。ユリ科の多年草、ニンニクの有効成分の一つであるアリインが、切る、擦るといった過程で変化してできる成分。ニンニク独特のにおいの元となる。アリシンはビタミンB1の吸収を促進する作用や、抗酸化作用、殺菌、保温、食欲増進などの作用を持つ。ニンニクのサプリメントは、米国ではベストセラーサプリメントの一つ。エジプト時代から強壮に用いられてきた。
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αカロチン

 αカロチンはニンジンや橙・黄ピーマンなどの緑黄色野菜に含まれている色素。βカロチンと同じく、①体内でビタミンAとしての作用)、②活性酸素を除去する(抗酸化作用)、の二つの機能があるが、①の機能はβカロチンより弱い。単独でとるより、βカロチンなど他のカロチノイドと一緒にとったほうが効力が高まると考えられている。αカロテンともいう。
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αリポ酸

 αリポ酸。別名、チオクト酸。野菜や肉にも含まれる成分で、糖分からエネルギーと作り出す過程で必要な栄養素。米国では、糖尿病対策のサプリメント成分として人気。αリポ酸は糖分の代謝を促進するほか、糖分を細胞内に取り込むのに必要なホルモンであるインスリンの効きを良くすると考えられている。

 αリポ酸それ自体が抗酸化力が強いうえ、活性酸素を消去した後、酸化されて抗酸化力を失ったビタミンCやE、CoQ10、グルタチオンなどを再活性化する働きがある。αリポ酸は日本では、肉体疲労時の栄養補給を目的とした医薬品として使われてきたが、2004年6月から健康食品への配合が許可された。
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アンストシアニン

 アントシアニンは紫色の色素成分で、ポリフェノールの一種。抗酸化力が強く、血液をサラサラにして冷えを改善する作用、体脂肪の燃焼を促す効果、視機能改善効果などで知られる。ブルーベリーやムラサキ芋、黒豆の皮などに含まれる。
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ウーロン茶ポリフェノール

 ウーロン茶に含まれるポリフェノール成分。抗酸化力が強い。ウーロン茶の茶葉は、緑茶の茶葉と同じく植物カメリア・シンネンシスの葉から作られるが、ウーロン茶は茶葉を作る過程で、茶に含まれるポリフェノール成分であるカテキンの重合が進むため、カテキンのうち半分ほどはカテキンの重合体に変わっている。この重合により、食べた脂肪を消化・吸収させずに体外に排出させるカテキンの作用が高まると考えられている。

 ウーロン茶の健康効用は体脂肪燃焼や糖尿病抑制、美肌効果などが知られるが、ウーロン茶ポリフェノールは健康効用への寄与が大きい。サントリー健康科学研究所は、カテキンの十号度が大きいウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)を高濃度で含むウーロン茶が、脂質摂取後の血清トリグリセリド(TG)の上昇を抑制することをヒト試験で確認した。
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オリーブ油

 オリーブの実を搾って作る食用油。悪玉コレステロールを減らす効果が高い脂肪酸であるオレイン酸を豊富に含む。オリーブ油は搾ったままの末精製油で、ポリフェノールなどの抗酸化成分を多く含む「エクストラ・バージン」から、精製で不純物を除いた「ピュア」まで各種グレードがある。特に健康効果が高いのはエクストラ・バージン。風味と香りを生かすため加熱せずに使用したい。オリーブ油は酸化で変質しやすいので、開封したら早めの使用を心がけましょう。
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行者ニンニク

 行者ニンニクはユリ科の多年草で、タマネギやニンニクなどの仲間。昔、行者が食べていたことが名前の由来。アイヌネギともいう。血液サラサラ効果が認められており、サプリメントにもなっている。
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グラブリジン

 グラブリジンは甘草に含まれている薬用成分の一つ。油溶性の成分なので、化粧品などには「油溶性甘草」と記載されていることが多い。抗炎症作用や抗酸化作用のほか、皮膚に塗るとメラニン合成を妨げることが動物実験で確かめられており、美白成分としても注目されている。
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グリシン

 グリシンは体内で合成できる非必須アミノ酸。最も構造が簡単なアミノ酸で、L体とD体の区別がない。核酸の合成に必要で、赤血球の酸素運搬能に欠かせないヘムや、筋の収縮に深く関わるクレアチン、生体内の主要な抗酸化物質であるグルタチオンの原料になる。
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黒大豆

 表皮の色が黒い大豆。黒豆とも呼ぶ。黒大豆の黒の色素はアントシアニンと呼ばれるポリフェノール成分。黒大豆は抗酸化作用が強く、脂肪の燃焼促進や食べた脂肪の体外排出促進などの作用がある。大豆イソフラボンや大豆たんぱく質など、大豆の健康成分は、普通の大豆と同じように含んでいる。煎った黒大豆にお湯を注いで飲む黒豆茶は香ばしくて人気である。
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クロロゲン酸

 クロロゲン酸はコーヒーの種子(コーヒー豆)の主なポリフェノール成分。同じくポリフェノールのコーヒー酸とキナ酸が結合した物質で、抗酸化活性が強い。アスパラガスなど野菜類にも広く含まれる。肝臓における糖新生の阻害やインスリン分泌促進作用がある。また1日90mgの摂取で食後の高血糖を15~20%抑制したとの論文もある。クロロゲン酸はコーヒーの生豆に5%前後含まれ、コーヒー1杯に100mg以上前後入っている。焙煎によりクロロゲン酸はコーヒー酸とキナ酸に分解するので、深煎りのコーヒーほどクロロゲン量は少ない。
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クロロフィル

 クロロフィルは野菜や海藻など、光合成を行う生物にある緑色の色素。葉緑素ともいう。抗炎症作用や抗酸化作用がある。伝統的には、口臭の予防や便秘の改善、あるいは赤血球の色素と構造が似ていることから貧血の治療に使われてきたが、効果のほどは不明。野菜などをあまり食べない人では不足するが、クロロフィルの不足や欠乏で起こる病気は知られていない。
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ココア

 ココアはカカオ豆を発酵させてから脂肪分を減らした粉末。抗酸化力が強いカカオマスポリフェノールや食物繊維、リラックス効果がある苦味成分のテオブロミン、ミネラルを含み、お湯などに溶かして飲むと、血液をサラサラにして冷え性や便秘を改善する作用がある。目安量は1日1~2杯。朝食前の空腹時に飲むと便秘改善効果、夕食後に飲むとダイエット効果を得やすい。傷の治りを早める効果も医療現場で確認されている。
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サフラワー

 サフラワーは日本では紅花(ベニバナ)として知られるキク科の一年草。夏に咲く紅黄色の花弁は、薬用や染料、口紅の原料になるほか、ハーブティーにも利用される。色素やフラボノイド成分を含み、抗酸化力を発揮して全身の代謝を亢進する作用が強い。

 紅花の若芽を乾燥させた健康食品もある。種子を搾って作るサフラワー油は、食用の植物油として利用される。もともとはオメガ6の高度不飽和脂肪酸(PUFA)であるリノール酸の比率が高い油だが、品種改良によって一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸の比率を高めたものも開発、実用化されている。
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スーパー・オキサイド・ディスムターゼ

 スーパー・オキサイド・ディスムターゼは体内で生じた活性酸素を無毒化する酵素の一つ。SODと略して呼ばれることが多い。食べ物を消化してエネルギーを作り出すときや、日に当たったとき、運動したときなど、日常生活のあらゆる場面で体内には活性酸素が発生している。活性酸素には遺伝子を傷つけたり、体の組織を劣化させる作用があるが、人体はスーパー・オキサイド・ディスムターゼ(SOD)の産生量を増やすことで防衛している。
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スクワレン

 スクワレンとはサメの肝油などに含まれる無色透明の油。1916年に日本人研究者が発見した。体内ではコレステロール合成の中間体になる。スクワレンは抗酸化作用を持つ不飽和脂肪酸で、「深海ザメエキス」として売られている健康食品の主成分だが、ヒトで健康効果を厳密に確認したデータはないようだ、なお、水素を添加して安定化した「スクアラン」は、化粧品の油性成分としてよく使われる。スクアレンともいう。
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タマネギ

 タマネギ。中央アジア原産のユリ科植物。強い辛みと香りがあり、古くから食用にされてきた。辛み成分のアリインはイオウ化合物で、加水分解されて強い臭いを持つアリシンに変わる。外皮には抗酸化作用が強いフラボノイドのケルセチンが含まれている。
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タンニン

 タンニンは様々な植物に含まれる苦み成分。「加水分解性タンニン」と「縮合型タンニン」という、構造が全く異なる2種類の化合物が、どちらもタンニンと呼ばれている。加水分解性タンニンは、双子葉植物だけに含まれているもので、ウルシ科植物に含まれるエラジタンニンや、ゲンノショウコの薬用成分のゲラニインがある。縮合型タンニンは、カテキンが2~3個つながったものだ。タンニンには抗酸化作用のほか、たんぱく質を固まらせる作用(収れん作用)があり、生薬では下痢止めに使われる。
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テアフラビン

 紅茶の色のもととなるポリフェノールの主成分。緑茶のポロフェノール成分であるカテキンが二つ、結合してできた物質である。紅茶のポリフェノールはほかにテアルビジンなども含む。紅茶の葉は、緑茶のもとになる葉を自然に発酵させたもの。この発酵の間に、葉自身が持っている酵素の働きで、カテキンからテアフラビンができる。カテキンと同じように抗酸化力が強く、動脈硬化など生活習慣病の予防やシミなど老化の抑制に効果が確認されている。抗菌・抗ウィルス作用も確認されている。
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 銅は鉄を、赤血球の構成要素であるヘモグロビンに変換するのに欠かせないミネラル。骨、皮膚、髪などの形成にも必要。免疫機能や抗酸化活性を正常に保つ働きを持つ。食品ではウシの肝臓(レバー)、ホタルイカ、ナッツやきな粉などに多い。1日当たりの摂取目安量に銅が0.5~5mg含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)の1日推奨量は、男性が0.8mg。女性は0.7mg。妊婦は0.1mg、授乳婦は0.6mgの付加が必要。上限量は男女ともに1日10mg。
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ニンニク

 ニンニク。ユリ科の多年草。英名ガーリック。米国ではベストセラーサプリメントの一つ。エジプト時代から強壮に用いられてきた。ニンニクの有効成分はアリイン、スコルジン、ビタミンB1など。アリインは切る、擦るといった過程でアリシンという臭い物質に変わる。アリシンはビタミンB1の吸収を促進するほか、抗酸化作用や殺菌、保温、食欲増進などの作用がある。スコルジンは強壮効果があるほか、血圧を低下させ、悪玉コレステロールを減らす作用があるという説もある。ただし、ニンニクのとりすぎは胃を荒らし、腸内の有用な菌を減らすので注意が必要である。生なら1日1カケ程度が理想。サプリメントは、生ニンニク換算で4g程度。
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バコパ

 バコパはインドの伝統医学、アーユルベーダで処方されるハーブ。記憶力や学習能力を向上させる働きを持つとされる。有効成分はバコパ特有の「バコパサイト」という成分。脳に入るための関所となる血液脳関門を通り抜けて、脳内で抗酸化作用を発揮する。不眠症や不安症といった精神的不調や、注意力や落ち着きがなくなる子供の病気、ADHA(注意欠陥/多動性障害)にも効くとされている。
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パンガミン酸

 パンガミン酸は脂質代謝などにかかわるとされる成分。1951年に植物の種子から発見された。パンガミン酸は水溶性で抗酸化力が強く、ビタミンB様の作用を持つためビタミンB15と名づけられたが、生体に欠かせない成分かどうかがはっきりせず、今ではビタミンの仲間には入れないとの見方が主流。食品ではゴマやパンプキンシード、穀物の皮などに含まれている。サプリメントのほか皮膚の新陳代謝を早めるとして、シワ対策化粧品に配合される。
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ビルベリー

 ビルベリーはツツジ科のブルーベリー類のうち、ホワートルベリーとも呼ばれる野生種。北欧やアジアの一部に分布する。ほかの品種に比べて青紫の色素であるアントシアニンを豊富に含むのが特徴。ビルベリーには眼精疲労の解消、視力回復といった、目の機能を高める働きがある。またビルベリーは抗酸化作用や毛細血管を保護する作用も知られている。サプリメントのほか、ビルベリーエキス入りのガム、キャンディーなどもある。
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フィコシアニン

 フィコシアニンは藍藻類のスピルリナに含まれる、青色色素の主成分。フィコシアノビリンという色素が、たんぱく質と結合した構造になっている。抗酸化作用があり、健康効果が期待されている。
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フラボノイド

 フラボノイドは植物に広く含まれるポリフェノール成分の大分類の一つ。イソフラボンやカテキン、アンドシアニジン、カルコンはみなフラボノイドに属する。植物では種子の発芽や成長に関与している。どの物質も共通して抗酸化力が強いので、サプリメントや化粧品の素材として利用されている。
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βカロチン

 βカロチンはニンジンやブロッコリーなど緑黄色野菜にたくさん含まれている色素。①体内でビタミンAに変化する(プロビタミンAとしての作用)、②活性酸素を除去する(抗酸化作用)、の二つの機能がある。②の結果として動脈硬化を防ぎ、心臓病を予防すると考えられている。

 βカロチンは熱に強く、油に溶けやすいので、野菜を油で調理すると吸収率が高まる。サプリメントは含有量をIUという単位で表示することもあるが、同じIUと書いてあっても米国式と日本式では異なり、米国式は15mg=2万5000IU、日本式は15mg=8333IU。米国式の含有量を3で割れば日本式の含有量に換算できる。βカロチン単独のものより、αカロチンやリコピンなど、ほかのカロチノイドも一緒に入ったもののほうが効果が高いようである。βカロチンをとりすぎると手のひらが黄色くなるが、摂取をやめればすぐ戻る。1日当たりの摂取目安量にβカロチンが1080~3600μg(1.08~3.6mg)含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認めらている。βカロテンともいう。
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ポリフェノール

 ポリフェノールは抗酸化力が強い植物成分。ポリフェノールは分子内に複数のフェノール性水酸基を持つ物質の総称で、5000種類以上が知られている。赤ワインのプロアントシアニジン、お茶のカテキン、そばのルチン、コーヒーのクロロゲン酸、タマネギのケルセチン、ムラサキ芋のアントシアニンなどが有名。ポリフェノールには消化酵素の働きを妨げるとともに脂肪の燃焼を促進するダイエット効果や、血液をサラサラにして冷えやむくみを改善し、肌を美しくする効果が注目されている。
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マルチカロチン

 マルチカロチンはβカロチンやリコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなど、カロチノイドと呼ばれる抗酸化作用の強い色素成分を複数含むサプリメントのこと。マルチカロテンとも呼ぶ。
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マンガン

 マンガンは酵素の活性化や、抗酸化作用の発現に必要なミネラル。マンガンは糖、脂質、たんぱく質の代謝に関与し、骨や軟骨の形成、甲状腺ホルモンの生成にも必要。食品では、ナッツ類、キウイ、海苔、玄米などに多い。マンガンの成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)の1日目安量は、男性が4.0mg、女性3.5mg。妊婦、授乳婦に付加量はない。上限量は男女ともに1日11mg。
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ミリセチン

 ミリセチンはワインやブドウなどの果物、イチョウ葉やお茶などに含まれるフラボノイドの一種。抗酸化力が強く、植物ポリフェノールの健康効果に関係しているとされる。
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ラクトフェリシン

 ラクトフェリシンは乳に含まれるラクトフェリンを、胃の酵素であるペプシンで分解するとできてくるペプチド。ラクトフェリンに比べ、抗菌活性は数十倍、抗酸化力は100倍強い。
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ラズベリー

 ラズベリーはキイチゴの一種でバラ科の落葉低木。ラズベリーは欧州では実や葉が家庭薬として親しまれ、中国では古くから利尿作用があるとされてきた。抗酸化力が強いエラグ酸などのファイトケミカルを含む。また、香り成分であるラズベリーケトンが、脂肪細胞におけるカテコールアミンの脂肪分解作用を促進することをカネボウの研究グループが見出し、ダイエットサプリメントや部分痩せを目的としたスリミングジェルなどに実用化している。ラズベリーの脂肪の分解・燃焼を促進する作用の強さはトウガラシの辛み成分であるカプサイシンに比べ3倍とされている。
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リグナン

 リグナンは植物の細胞壁の原料となる物質。リグナンがたくさん結合すると、リグニンになる。リグナンは抗酸化作用が強く、酸化が関係している様々な病気や不調への効果が期待されている。ゴマや亜麻仁(あまに)などに豊富に含まれている。
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リンゴポリフェノール

 リンゴポリフェノールはリンゴの実に含まれるポリフェノール成分。特にリンゴの幼果(未熟果)に多く存在する。リンゴポリフェノールは抗酸化力が強い水溶性の素材で、食品や化粧品等の機能性原料として利用されている。2004年春の学会では、リンゴポリフェノールを摂取すると、悪玉の体脂肪だる内臓脂肪を減らす効果をラットの実験で認めた成果が発表された。リンゴポリフェノールは摂取した脂肪の体内への吸収を抑制し排泄を促す一方で、肝臓内では脂肪生合成を抑制し脂肪燃焼を促進した。
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ルシノール

 ルシノールは化粧品に使われる薬用美白成分の一つ。抗酸化作用や、メラニンを作る酵素であるチロシナーゼの阻害活性が高い。ルシノールの構造は強力な美白作用で知られるハイドロキノンに似ている。
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ローズヒップ

 ローズヒップ。ドッグローズ(和名イヌノイバラ)の実のこと。ドッグローズは野バラの一種で、夏に一重の小さな花が咲き、秋に赤い卵形の実がなる。ローズヒップの実には抗酸化ビタミンのビタミンC、Eのほか、赤色色素のリコピンが豊富に含まれており、新たなリコピン源としても注目されている。ローズヒップの熟した実から精油(ローズヒップオイル)を取るほか、乾燥させた実を砕いてポットに入れ、お湯を注いでハーブティーにする。ローズヒップオイルには保湿効果があり、化粧品としても人気が高い。
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納豆

 納豆。大豆を煮た後、納豆菌で発酵させた食品。食物繊維も含む大豆まるごとの健康効果に、納豆菌の効果が加わった健康食品。大豆たんぱく質は肉に劣らずアミノ酸のバランスがよく、心臓病を予防する効果が米国で認められている。大豆たんぱく質に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持ち、エストロゲンの不足で生じがちなほてりや骨のぜい弱化の緩和に役立つ。

 納豆菌が発酵で作り出すビタミンK2は骨を強化する成分で、ねばねば成分(ポリグルタミン酸)は、カルシウムの吸収を促進する(日本ではトクホ=特定保健用食品として認められている)。同じく納豆菌が作るナットウキナーゼという酵素は血栓を溶かす作用があり、血液サラサラを保つのに有効。放射能除去物質として発見されたピコリン酸は抗菌作用が強い。動脈硬化の予防に有効なポリアミンは、もともと大豆に含まれる物質だが、納豆菌の発酵によって量が増える。さらには、納豆菌そのものが腸の善玉菌を増やして悪玉菌が作る腐敗産物を減らすプロバイオティクス効果を持っている。1日1パックでこれらの健康を享受できる。
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