肝機能を高める:あるある健康大百科「サプリメント・健康食品編」

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肝機能を高める

イエロードッグ

 学名Rumex cispus。イエロードッグはタデ科の多年草でヨーロッパが原産だが、日本にも明治時代から広がり始め、帰化植物となっている。和名はナガバギシギシ。根の粉末を薬用に使う。肝機能の改善や血液の浄化に強い効果があるほか、消化不良、便秘、皮膚病、関節炎などによく効くとされている。
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甘草(かんぞう)

 甘草。学名Glycyrrhiza glabra。マメ科の植物。根及び根茎の部分を乾燥させたものは、消炎・解毒作用が知られ、漢方薬の処方に広く用いられている。主成分のトリテルペン配糖体は、ショ糖の150倍という強い甘味を持っているため、食品添加物の甘味料として利用されている。これに1割ほど含まれるグリチルリチンは、副腎皮質ホルモンの産生促進、結合組織の増強による抗アレルギー、抗炎症などの作用が認められる。

 日本ではグリチルリチン製剤は、肝機能異常や湿疹・皮膚炎、口内炎を改善する医薬品として利用されている。甘草は西洋ではリコリスと呼ばれる。ドイツでは、カタル性の胃・十二指腸炎の治療薬として認められている。
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ガジュツ

 ガジュツ。紫ウコンの正式名。秋ウコンや春ウコン同様、ガジュツはアルコールの分解と胆汁の分泌を促し、肝臓の働きを助ける。秋ウコンに多く含まれる色素成分のクルクミンはほとんど含まないが、シネオールやカンファーといった精油成分を含む。ガジュツの精油成分には殺菌作用があり、特に、胃潰瘍の原因となるピロリ菌の除菌にも効くとされている。
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フコイダン

 フコイダンはコンブ、ワカメなどの海藻類に含まれる食物繊維成分のひとつ。ガゴメコンブから抽出したフコイダンは、肝細胞増殖因子(HGF)の分泌を高める作用を持っている。構造の違うF、G、Uの3種類があり、Fは主として肝臓に効き、Uは抗がん作用があるとされている。

 モズクに含まれるフコイダンは、胃のピロリ菌を減らす作用が確認されている。ワカメは生殖器にあたるメカブ部分が特にフコイダンを多く含み、コンブやモズクなどとともにフコイダンの原料に利用されている。海藻をそのまま多量にとるとヨウ素や鉄の過剰摂取が心配だが、これらを取り除いたサプリメントなら心配はない。
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ラクトフェリン

 ラクトフェリンは母乳や牛乳に多く含まれる鉄結合性のたんぱく質。特に出産直後の初乳に多い。人間の初乳には1mlあたりに5~10mg含まれる。細菌から鉄イオンを奪うことで抗菌作用を発揮する。腸内の悪玉菌や、胃潰瘍の原因であるピロリ菌を減らす効果もある。ガンや肝炎の発症を予防する効果の確認も進んでいる。牛乳から取り出したラクトフェリンがサプリメントに配合されている。摂取目安量は1日3~4g程度。
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サミー

 サミーは米国で人気のサプリメント成分のひとつで、クレアチン、コリンなど、様々な生理物質が体内で合成されるときに欠かせない成分。アミノ酸のメチオニンと、体内のエネルギー源であるアデノシン3リン酸(ATP)がくっついたもの(S-アデノシルメチオニン)で、活性メチオニンと呼ばれる。

 原料のメチオニンは様々な食品に含まれているので不足する心配はほとんどないが、サミーの合成にはほかにビタミンB 12と葉酸が欠かせず、肝臓病や心臓病の人ではサミーが不足がちになると報告されている。厳密な臨床試験で、鎮痛薬並みに関節炎の痛みを抑える効果や、肝炎の進行を遅くする効果などが確かめられている。うつ病にも効くが、作用はあまり強くないようである。
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松樹皮ポリフェノール

 松樹皮ポリフェノールは松の樹皮から抽出したポリフェノール成分。産地や抽出方法の違いでピクノジュノール、フラバンジェノール、エンゾジノールといった商標名・商品名がついている。活性酸素を除去する抗酸化パワーが強力で、血流を改善する効果が高い。松樹皮ポリフェノールは関節痛や月経不順、注意力障害を改善する効果が報告され、冷え性やむくみの改善、肝臓の機能向上、中性脂肪の低下、美肌効果も確認が進んでいる。松樹皮ポリフェノールの主たる有効成分は、プロアントシアニジンと呼ばれるカテキンのオリゴマー(数個結合したもの)とされる。
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アーティチョーク

 アーティチョーク。和名はチョウセンアザミ。地中海原産のキク科の多年草。アーティチョークは古代ローマ時代から健胃作用を持つ野菜として親しまれてきた。ドイツでは、葉の部分の抽出エキスが、脂肪の消化が苦手な人のための胃腸薬として使われる。アーティチョークにはコレステロール値や中性脂肪を下げる作用、肝機能の改善作用もある。
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秋ウコン

 ウコンの一種。ショウガ科の植物で、英語名はターメリック。切り口が鮮やかな黄色で、カレー粉の原料になる秋ウコンのほか、切り口が薄い黄色の春ウコン(正式名キョウオウ)、切り口が紫がかった白色の紫ウコン(正式名ガジュツ)がある。秋ウコンを通称「ウコン」と呼ぶ場合もある。秋ウコンに多い色素成分のクルクミンは、肝臓に効く成分として有名で、アルコールの分解を早める。お酒を飲む前にウコンを飲んでおけば二日酔いを予防する。また、胆汁の分泌を促して消化を助けるほか、抗酸化作用もある。粒状のサプリメントのほか、粉末を溶かして飲むウコン茶もある。
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アスタキサンチン

 アスタキサンチンはサケの切り身やイクラに含まれる赤色の色素。抗酸化力が極めて強く、アスタキサンチンの抗酸化力は、代表的な抗酸化ビタミンであるビタミンEの約550~1000倍に相当するといわれる。

 ヘマトコッカス藻と呼ばれる藻類を大量に培養することで、アスタキサンチンの大量生産が可能になり、アスタキサンチンを配合したサプリメントやドリンク、化粧品など商品化が広がっている。アスタキサンチンには抗炎症、動脈硬化抑制、ストレス抑制、糖尿病予防、発ガン抑制、目・脳・肝臓・筋肉・精子・皮膚の機能を高める、免疫を賦活するなどの効果が見出されている。
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アスパラギン酸

 アスパラギン酸は体内で合成できる非必須アミノ酸。体内でグリコーゲンの原料になる。医薬品では、疲労回復剤、肝機能改善剤として用いられている。
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アラニン

 アラニンは体内で合成できる非必須アミノ酸。味はわずかに甘い。運動時に筋肉から放出され、肝臓でグルコースに変換される。逆に筋肉ではグルコースがアラニンに変換される。アラニンはアミノ酸輸液や経口・経腸栄養剤の成分として臨床栄養分野で利用されているほか、前立腺肥大症、総合アミノ酸製剤などの医薬品成分として用いられている。天然保湿因子として化粧品にも配合されている。
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N-アセチルシステイン

 N-アセチルシステインはアミノ酸の一種。肝臓で合成される抗酸化酵素、グルタチオンの構成要素。肝臓や肺の細胞の機能を高める。グルタチオンは、免疫システムを強くして、肺で炎症が起きているときや、肝臓で有害物質を解毒するときに放出される活性酸素を除去する作用を持つ。
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キョウオウ

 キョウオウとは春ウコンの正式名。秋ウコンに比べると、色素成分のクルクミンの含有量は少ないが、秋ウコン同様、肝臓の機能を助け、アルコールの分解と胆汁の分泌を促す。また、独特の精油成分を含み、殺菌作用のほか血圧やコレステロールを下げる作用もある。
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グリチルリチン

 グリチルリチンは漢方薬の処方に広く用いられているや薬草であるマメ科植物の甘草(かんぞう)の根茎部分に多い、成分(トリテルペン配糖体)。抗炎症作用を持つことから医薬品や化粧品に、また根の抽出物は強い甘味(砂糖の150倍)を有することから、甘味料として食品(醤油、味噌など)やたばこなどにも広く用いられている。グリチルリチンは肝機能改善や抗アレルギーなどの処方薬に用いられており、飲み薬の場合は1日量に200mg前後配合されている。
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クルクミン

 クルクミンは秋ウコンに多く含まれる黄色色素で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリックの主色素成分。クルクミンは抗酸化作用や抗炎症作用が知られ、肝機能の強化や抗菌、コレステロール低減などの健康効果の研究が進められている。
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グルタチオン

 グルタチオンは抗酸化作用が強いSH基を持つ化合物の中で、生体内に最も多い物質。特に肝臓に多い。システインなどのアミノ酸が3つ結合した構造で、日本では肝機能改善や解毒薬、白血球減少症の飲み薬として使われている。用量は1日50~300mg。

 酵母などから抽出したグルタチオンがサプリメントに配合されている。グルタチオンは細胞の老化を防ぎ、若さを保つ作用を期待できる。飲む美白サプリにも配合されている。サプリメントでは、システインペプチドという名前で記載されている場合が多い。
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コーヒー

 豆を焙煎してお湯で抽出した飲料がコーヒーとして広く飲用されている。中枢興奮、覚醒、利尿作用を持つカフェインや、抗酸化力が強いポリフェノール成分を含む。肝硬変による脂肪や直腸がんのリスクの軽減や、動脈硬化の予防などの効果が知られている。ドイツでは医薬品としても利用されている。急性の下痢や口腔粘膜の軽度炎症に対する効果が確認されている。このうちポリフェノールの一つであるクロルゲン酸は焙煎によって含有量が減少する。
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ゴマリグナン

 ゴマリグナンはゴマに含まれる脂溶性の抗酸化成分の総称。セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモールなどがある。肝臓の働きを高め、二日酔いや悪酔いを予防する。肝臓で脂肪を利用しやすい形に変える酵素を活発化する。ゴマリグナンはコレステロール値や血圧を下げる作用、肝臓ガンや乳がんの予防効果もある。摂取目安量はセサミンとして1日10mg(ゴマ3000粒分)
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コリン

 コリンは細胞膜を作るリン脂質のレシチン(ホスファチジルコリン)や、神経伝達物質のアセルチルコリンなど、重要な生体内物質の原料になる物質。肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ効果もある。コリンは体内で合成されないので、食事からの摂取が必要である。レバーや卵、豆類に豊富に含まれている。
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システイン

 システインは体内で合成できる非必須アミノ酸。体内でグルコースの原料になる。シミ・そばかすなどのもとになるメラニンの生成を強力に阻害するとともに、できてしまったメラニンを排泄させる働きもある。システインは肝機能を改善する医薬品として用いられている。体内でタウリンに変換される。
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シリマリン

 シリマリンはヨーロッパに自生するキク科の二年草、マリアアザミの有効成分。損傷を受けた肝臓の細胞を修復し、保護する。マリアアザミは、ヨーロッパでは、慢性肝炎や肝硬変などの肝臓疾患の治療薬として使われてきた。日本では、二日酔い対策のサプリメント成分として知られる。
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セサミン

 セサミンはゴマに含まれる脂溶性の抗酸化成分、ゴマリグナンの一種。ゴマの1%がゴマリグナンで、その半分はセサミン。ゴマリグナンは、肝臓の働きを高め、二日酔いや悪酔いを予防する。肝臓で脂肪を利用しやすい形に変える酵素を活発化する。コレステロール値や血圧を下げる作用、肝臓ガンや乳がんの予防効果もある。摂取目安量はセサミンとして1日10mg(ゴマ3000粒)
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タウリン

 タウリンは魚肉や貝類に多く含まれているアミノ酸。イオウを含むアミノ酸である含硫アミノ酸の一つ。人体では筋肉や脾臓(ひぞう)、脳、骨髄などに多く存在する。タウリンは心筋の代謝を改善したり、肝細胞の賦活と胆汁酸分泌促進の両面から肝機能を改善する医薬品として利用されている。医薬品としての用量は1日1g×3回。このほかコレステロール貧血、肥満に対する効果も注目されている。
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ダンデライオン

 ダンデライオン。キク科の多年草。和名はセイヨウタンポポ。肝臓と胆のうの機能改善、利用作用、便秘解消効果がある。肝機能低下から起こる皮膚炎やアレルギー症状にも有効。ハーブティーや、乾燥粉末のサプリメントがある。
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梅肉エキス

 梅肉エキスとは青梅を搾った果汁を煮詰めたもの。煮詰める過程で生成するクエン酸と糖の複合体「ムメフラール」に、血流改善効果がある。このほか、殺菌作用、胃腸の運動を活発にして消化吸収を良くする作用、カルシウムの吸収率アップ、肝臓機能改善といった働きを持つ。
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ホスファチジルコリン

 ホスファチジルコリンとはレシチンのこと。脳や神経組織の細胞膜に含まれるリン脂質のうち、30~50%を占める成分。食品では大豆や卵黄、食肉などに含まれている。厳密にはレシチンとホスファチジルコリン(PC)は同一のものを指すが、サプリメントなどで「レシチン」と表記されている場合は、PCを10~20%含むリン脂質混合物を指すことが多い。

 体内で神経伝達物質のアセチルコリンの原料になる。高ホモシステイン血症や肝硬変などを改善するとの報告があり、アルツハイマー病や肝炎、高コレステロール血症の改善作用が期待されている。
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マリアアザミ

 マリアアザミはヨーロッパに自生するキク科の二年草、英名はミルクシスル。損傷を受けた肝臓の細胞を修復し、保護する。マリアアザミは、ヨーロッパでは、慢性肝炎や肝硬変などの肝臓疾患の治療薬として使われてきた。日本では、二日酔い対策のサプリメント成分として知られる。
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ラフィノース

 ラフィノースは腸の善玉菌を増やしておなかの調子を整えるオリゴ糖の一つ。甜菜の糖蜜から分離される。整腸作用を得るための目安量は1日3g。ラフィノースを配合したスープが「おなかの調子を整える」トクホ(特定健用食品)として認められている。ラフィノースにはこのほか、アトピー性皮膚炎の改善や免疫機能の強化、肝機能の強化などの作用が確認されている。
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レシチン

 レシチンは脳や神経組織の細胞膜に含まれるリン脂質のうち、30~50%を占める成分。食品では大豆や卵黄、食肉などに含まれている。厳密にはホスファチジルコリン(PC)のことだが、サプリメントなどで「レシチン」と表記されている場合は、PCを10~20%含むリン脂質混合物を指すことが多い。体内で神経伝達物質のアセチルコリンの原料になる。高ホモシステイン血症や肝硬変などを改善するとの報告があり、アルツハイマー病や肝炎、高コレステロール血症の改善作用が期待されている。
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ロイヤルゼリー

 ロイヤルゼリーはミツバチの女王バチのための特別食。王乳とも呼ばれる。女王バチが働きバチに比べてけた違いに長寿で体も大きくなるのはこの特別食のおかげ。

 ロイヤルゼリーにはたんぱく質が多いほか、加糖やブドウ糖、脂肪、ビタミン、ミネラルなどが広く含まれる。ロイヤルゼリーは「のむと体調が良くなる」と漠然とした効用が知られてきたが、最近は免疫力の向上、アレルギーの抑制、抗菌作用、コレステロールや中性脂肪の低下、肝機能の改善効果などの作用が明らかになってきた。ロイヤルゼリーの原料の9割以上が中国から輸入されているが、値段はまちまち。信頼できる業者の商品を選ぼう。
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