更年期障害を克服する:あるある健康大百科「サプリメント・健康食品編」

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更年期障害を克服する

ベンジルイソチオシアネート

 ベンジルイソチオシアネートはペルー原産のアブラナ科の植物、マカの有効成分と考えられる辛味成分。マカは、高度4000m級の高原地帯で栽培される。根菜類にしては、たんぱく質の含有量が高く、アミノ酸のバランスがいい。ビタミン・ミネラルも豊富で、鉄や亜鉛は他の根菜類の数倍から数十倍を含む。現地では、滋養強壮のための民間薬として使われてきた。

 乾燥粉末や抽出エキスがサプリメントとして用いられる。精力アップ効果で認知度を上げたが、不妊症や更年期障害、冷え、月経不順、肌荒れといった、ホルモンバランスの乱れからくる不調全般を改善する。
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マカ

 マカはペルー原産のアブラナ科の植物。高度4000m級の高原地帯で栽培される。根菜類にしては、たんぱく質の含有量が高く、アミノ酸のバランスがいい。ビタミン・ミネラルも豊富で、鉄や亜鉛は他の根菜類の数倍から数十倍を含む。

 現地では、滋養強壮のための民間薬として使われてきた。乾燥粉末や抽出エキスがサプリメントとして用いられる。有効成分は辛味成分のベンジルイソチオシアネート。精力アップ効果で認知度を上げたが、不妊症や更年期障害、冷え、月経不順、肌荒れといった、ホルモンバランスの乱れからくる不調全般を改善する。
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緑茶

 カテキンやテアニンといった成分を含む健康飲料として人気。カテキンは緑茶の渋み成分。緑茶葉の乾燥重量の10~20%を占める。ポリフェノールの一種で、抗酸化力が強い。体脂肪を減らす作用に注目が集まっている。また、お茶をたくさん飲む地域では胃がんの発生率が低いことが知られており、カテキンのがん予防効果を検証する研究が日米で進んでいる。口臭予防や胃潰瘍なの原因となるピロリ菌を減らす作用もある。体脂肪を減らすための1日の摂取目安量は、カテキン500~600mg程度。およそ普通の緑茶10杯分に相当する。

 テアニンは、緑茶のうまみ成分であるアミノ酸の一種。自律神経系をリラックスさせる働きがある。200mgのテアニンを飲むと、リラックスの指標となる脳波のα波が引き出されることが確認されている。就寝前に飲めば寝つきがよくなり、睡眠の質(中途覚醒や起床時の疲労感の有無)も改善される。集中力アップ効果、月経周期に関連する不調や更年期障害の改善効果もある。テアニン200mgは煎茶20杯分に相当。熱湯で抽出するとカテキンが低温で抽出するとテアニンが豊富なお茶になる。
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ジャスミン

 学名Jasminum officinale。ジャスミンは中国などが原産のモクセイ科の熱帯性植物。白い花は甘くエキゾチックな香りがあり、食用や香料、薬用に使われる。鎮痛作用、抗うつ作用、強壮作用、更年期障害の諸症状の緩和、リラックスなどの効果があるとされる。ジャスミン茶は、加湿した中国緑茶に、この花の香りを移したもの。この香りを好きな人がかぐと、心拍数が低下し、副交感神経系が亢進するリラックス効果が得られることが京都大学と伊藤園の研究により確認された。
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シナモン

 シナモン。ニッキ(肉桂)のこと。樹皮がハーブティーなどに配合される。シナモン主成分のシンナミックアルデヒドに、末梢血管の拡張作用があり、手足の血流を改善する。冷えや肩凝り、更年期障害に効く。発汗作用や殺菌作用、健胃・整腸作用もある。
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大豆イソフラボン

 大豆イソフラボンは大豆に含まれるフラボノイドの一種。大豆の”えぐみ”の原因物質として知られてきた。大豆イソフラボンは弱いながら女性ホルモンの作用があるため、女性ホルモン不足で生じる更年期障害を緩和できる。1日40mgの摂取で骨を強くする効果が確認され、大豆イソフラボンを配合した飲料が「骨の健康が気になる方に適する」トクホ(特定保健用食品)として厚生労働省の表示許可を取得している。大豆イソフラボンは女性ホルモン不足を補える一方で、過多な女性ホルモンの働きを阻害する働きもあり、女性ホルモンの過多による乳ガンの予防効果も報告されている。
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レッドクローバー

 レッドクローバーはマメ科の多年草でムラサキツメクサ、アカツメクサとも呼ばれる。ヨーロッパ原産で、明治初期に牧草として輸入され、野生化した。レッドクローバーは女性ホルモンに似た働きをするイソフラボン類のゲニステインを豊富に含み、更年期障害、骨粗しょう症の予防などに効果があるとされる。ゲニステインは、強い抗ガン作用も持つことがわかって注目される。ザクロなど植物性のエストロゲンを含む可能性のある健康食品との併用や、妊娠中の服用は避けたほうが良い。
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ブラックコホシュ

 ブラックコホシュ。別名ラケモサ。北米原産のキンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。ブラックコホシュは鎮痛・鎮静効果があることから、北米の先住民たちが民間療法に用いてきた。月経前症候群(PMS)や更年期障害の諸症状を和らげることから「女性の特効薬」として使われる。ブラックコホシュは即効性は期待できないが、1ヶ月以上飲み続けると効果を実感できるようである。
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セージ

 セージ。和名サルビア。シソ科の多年草。強い殺菌力を持ち、発熱やのどの痛み、痰がからむといったカゼの諸症状を抑える作用を持つ。ハーブティーのほか、乾燥粉末のサプリメント、花や茎葉から抽出した精油などがある。女性ホルモン様作用も持ち、月経不順や更年期障害にも効果があるとされる。香りと苦味には、食欲を出し、消化酵素を活発にする作用がある。消化不良、下痢、おなかの張り、吐き気など、胃腸の調子が悪いときの利用にも向く。
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テアニン

 テアニンは、緑茶のうまみ成分であるアミノ酸の一種。自律神経系をリラックスさせる働きがある。200mgのテアニンを飲むと、リラックスの指標となる脳波のα波が引き出されることが確認されている。就寝前に飲めば寝つきがよくなり、睡眠の質(中途覚醒や起床時の疲労感の有無)も改善される。集中力アップ効果、月経周期に関連する不調や更年期障害の改善効果もある。テアニン200mgは煎茶20杯分に相当。
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イソフラボン

 イソフラボンは植物に含まれるポリフェノール成分の一つのグループ。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た性質を持ち、健康成分として注目されている。
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ザクロ

 ザクロは女性ホルモンであるエストロゲンと類似の活性を持つ成分を含むと話題になった果実。ザクロの色素成分がこの活性を持ち、卵巣摘出ラットへの経口投与で子宮重量が増加することが確認されている。ザクロは女性ホルモンの不足が原因の不調に役立つと期待されている。ザクロは食べて美白効果を発揮するポリフェノール成分のエラグ酸も含む。
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サフラン

 サフランは紫色の花を咲かせるアヤメ科の多年草。サフランはめしべを乾かして、香料や着色料として使うほか、薬用にもする。黄色いカロチノイド色素が入っていて、スペインの米料理「パエリア」の鮮やかな黄色はサフランの色である。サフランは薬用としては、ヨーロッパでは喘息、日本では更年期障害や冷え性などの婦人病に使う。日本では医薬品としても認められている。サフランの使い方は、サフランの乾燥めしべ0.3gに熱湯を注ぎ、サフラン油として1日3回飲むというもの。海外では10g以上を一度にとった場合、流産が起こったという報告があるので、過剰摂取は禁物。クロッカスともいう。
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植物エストロゲン

 植物エストロゲンは女性ホルモンであるエストロゲンと同様の働きをする植物の成分。フィトエストロゲン、ファイトエストロゲンともいう。更年期障害に特有のほてりなどの症状の軽減や、閉経後の骨粗しょう症の予防に効果がある。大豆イソフラボンや亜麻リグナンなどが代表的な植物エストロゲン。このほかザクロなどについてもエストロゲン効果を発揮する成分の解明が進んでいる。
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ジンセン

 ジンセン。ウコギ科の薬用植物。チョウセンニンジン、高麗ニンジン、薬用ニンジン、オタネニンジンなどと呼ばれるハーブの英語名。ジンセンは疲労回復、免疫力向上に役立つ滋養強壮サプリメントとして、米国ではベストセラーの一つになっている。ジンセンには血管拡張作用や赤血球を柔らかくする作用も持ち、冷え性の改善効果もある。

 さらに、女性ホルモンのエストロゲンのように作用するのではないかとも考えられていて、のぼせやほてりといった更年期障害の諸症状を緩和するとされる。ジンセンのほか、シベリアニンジン(エゾウコギ)、アメリカニンジンという種類のニンジンもサプリメントに加工される。ちなみに、私たちが日常的に食べるニンジンはセリ科の植物。サプリメントに利用されるものとは種類が違う。
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ナチュラルプロゲステロン

 ナチュラルプロゲステロンは女性ホルモンの一種、プロゲステロンと同じ働きをする成分を、植物や大豆から抽出したもの。クリームに配合した「塗るサプリ」として米国で商品化、日本でも販売されている。更年期障害のイライラ、頭痛やめまいなどの不快な症状を和らげるほか、バストアップ効果もあるとされるが、厳密なデータはない。
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プラセンタ

 プラセンタは哺乳動物の母体と胎児をつなぐ胎盤のこと。殺菌やホルモン除去などを行ってから抽出したエキスが、医薬品のほか、健康食品や化粧品に配合されている。プラセンタはたんぱく質やビタミン、ミネラルなど多種類の物質を含み、美肌、滋養強壮、更年期障害の諸症状の改善などの効果があるとされる。

 医薬品として承認されているプラセンタはヒトの胎盤だが、健康食品や化粧品に配合されているのは、主にブタの胎盤。プラセンタは以前はウシの胎盤がよく使われていたが、狂牛病(ウシ海綿状脳症=BSE)に感染するリスクが否定できないため、2001年3月にウシなど反芻(はんすう)動物の胎盤をプラセンタに使うことが禁止された。
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βカリオフィレン

 βカリオフィレンはイランイランやクローブなどの精油(エッセンシャルオイル)に多く含まれる香り成分。香りをかぐと、PMS(月経前症候群)やマタニティーブルー、更年期障害など、ホルモンバランスの変化に伴う不安や憂鬱を軽くする効果がある。
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ワイルドヤム

 ワイルドヤム。メキシコ原産のヤマイモ科植物。根にサポニンを豊富に含む。1940年代にアメリカの科学者が、ワイルドヤムの根を原料に、エストロゲンやプロゲステロンなど各種のホルモンを合成する方法を発明。シンテックス社という製薬会社を設立して大成功した。この話からの連想で、ワイルドヤムのサポニンそのものがホルモンとして働くという説が広がったが、実際にはホルモンのような作用はない。更年期障害の諸症状の緩和や豊胸作用など、様々な効能がうたわれているが、厳密なデータはない。メキシコヤマイモという。
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