口内炎を抑える:あるある健康大百科「サプリメント・健康食品編」

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口内炎を抑える

甘草(かんぞう)

 甘草。学名Glycyrrhiza glabra。マメ科の植物。根及び根茎の部分を乾燥させたものは、消炎・解毒作用が知られ、漢方薬の処方に広く用いられている。主成分のトリテルペン配糖体は、ショ糖の150倍という強い甘味を持っているため、食品添加物の甘味料として利用されている。これに1割ほど含まれるグリチルリチンは、副腎皮質ホルモンの産生促進、結合組織の増強による抗アレルギー、抗炎症などの作用が認められる。

 日本ではグリチルリチン製剤は、肝機能異常や湿疹・皮膚炎、口内炎を改善する医薬品として利用されている。甘草は西洋ではリコリスと呼ばれる。ドイツでは、カタル性の胃・十二指腸炎の治療薬として認められている。
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プロポリス

 プロポリスはハチが菌やウィルスから巣を守るために、周囲の草木などから樹液を集め、巣の入り口やすき間を埋めるように口で塗り固めたもの。プロポリスは天然の抗菌物質・抗生物質と呼ばれるとおり、抗菌、抗ウィルス、抗潰瘍、抗炎症、抗アレルギー、免疫力向上、抗酸化、抗がんなど、実に幅広い効果が知られる。カゼ、口内炎、水虫、歯の痛みなどに効く。

 プロポリスの原料はブラジルや中国、北米、オーストリアなどで取れるが、抗がん作用などの薬効はブラジルの一部地域のものが特に強いといわれている。アルコール抽出タイプが主流なので、アルコールの苦手な人や肝臓に不安のある人が注意したい。アルコールを含まない、他の製法の商品も多数ある。アレルゲンを含むと湿疹の原因になることがあるので、アレルゲンを排除した商品もある。もし湿疹などが起きたら、利用を中止する。独特のにおいと味があるが、慣れてくるとそれほど気にならなくなる。コップなどに入れて水で薄めて飲むが、ヤニがコップに付着するので、その場合はアルコールでふくと取れる。プロポリスは比較的高価なので、購入するときは信頼できる医師や薬剤師などの専門家に相談するといい。
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ローズ

 枝にトゲがあり、甘い香りの花を咲かせるバラ科の低木。薬用に使うのはガリカローズで、初夏に半八重の花をたくさん咲かせる。乾燥した花を煎じたハーブティーにはタンニンが含まれており、ドイツでは口内炎の治療に使う。精油は別の品種のバラから取るが、「精油の女王」とも呼ばれる豊かな香り。強壮作用などがあり、月経不順などを改善するほかスキンケアにも良いとされる。ただし非常に高価(2mlで約1万~2万円)である。

カレンデュラ

 カレンデュラは黄色~オレンジ色の花を咲かせる、地中海原産のキク科の一年草。花から抽出した精油を薬用に使う。保湿効果のほか、口内炎やすり傷、切り傷の治りを早める作用があるとされる。精油を混ぜた軟膏を、ガンの放射線治療のときに塗っておくと、放射線やけどを防ぎ、痛みが少なくてすむ。精油を耳にたらすと中耳炎の痛みが減るという報告もある。キンセンカ、マリーゴールドとも呼ばれる。
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クローブ

 クローブ。和名は丁子(ちょうじ)。丁字とも書く。クローブはフトモモ科の常緑木で、つぼみを香辛料として使うほか、薬用にもする。精油にオイゲノール、タンニンとしてオイゲニインを含む。バニラに似た香りと、山椒のような舌への刺激感が特徴で、カレーを作るときに使うミックススパイス「ガラムマサラ」に必ず入っている。クローブはヨーロッパでは口内炎・歯周炎の治療や、虫歯の痛み止めとして古くから使われており、ドイツでは医薬品として認められている。漢方ではしゃっくりを止める処方に配合されているほか、健医薬としても使われる。
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ナイアシン

 ナイアシンは炭水化物や脂肪を分解してエネルギーを取り出すのに不可欠の成分。ナイアシンは昔はビタミンB3と呼んだ。食品ではカツオやマグロなどの魚介類や肉類、酵母、キノコなどにたくさん含まれている。天然にはニコチン酸と、ニコチン酸のカルボキシル基がアミド化されたニコチンアミドが混ざった形で存在し、両方を合わせてナイアシンと呼ぶ。体内ではニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチド(NAD)やNADリン酸(NADP)などに変換され、酸化還元に関係する様々な酵素(体の中で働く酵素のおよそ2割)の補酵素として働く。

 不足すると体力が落ち、口内炎や皮膚の炎症、下痢などを起こしやすくなる。また、ナイアシンからできるNADはアルコールの代謝酵素(アルコールデヒドロゲナーゼ)の補酵素なので、お酒を大量に飲むとどんどん消費され、欠乏することも。1日当たりの摂取目安量にナイアシンが5~15mg含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。成人(18歳以上)1人当たりの食事摂取基準(2005年版)の1日推奨量は、男性が18~49歳が15mgNE、50~69歳が11mgNE、70歳以上が9mgNE。妊婦は中期(16~28週未満)1mgNE、後期(28週以後)3mgNE,授乳婦は2mgNEの付加が必要。上限量はニコチンアミド量で男女ともに1日300mg。
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ビタミンA

 ビタミンAは視力を維持し、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミン。天然にはレチノール(ビタミンA1ともいう)、3-デヒドロレチノール(ビタミンA2ともいう)などがある。ビタミンAが不足すると夜間視力の低下、乾燥肌、口内炎などが起きやすい。ビタミンAは食品ではレバーやうなぎに多く含まれる。1日当たりの摂取目安量にビタミンAが180~600μgRE(600~2000IU)含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。
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ビタミンB2

 ビタミンB2は脂肪を分解してエネルギーを取り出すのに必要なビタミン。食品ではレバーや魚、乳製品、納豆、卵などにビタミンB2は多い。体内でリン酸が結合してフラビンモノヌクレオチド(FMN)やフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)になり、脂肪酸の分解や胆汁・コレステロールの合成、毒物の分解(解毒)などを行うフラビン酵素の補酵素となる。ビタミンB2が不足すると力がわかなくなり、また口内炎や、ニキビ・吹き出物などの肌のトラブルが起きやすくなる。1日当たりの摂取目安量にビタミンB2が0.4~12mg含まれている食品には「保健機能食品)(栄養機能食品)の表示が認められている。
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