ED以外の男性の性障害:あるある健康大百科「男性の健康編」

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ED以外の男性の性障害

射精障害

 射精は性欲、勃起、性交につづく男性性機能の1つで、生物としての種の維持という面から一番重要な要素である。したがって、特に子供がほしいカップルの場合、射精障害はきわめて重要な問題となる。

 射精は3つのプロセスからなり、射精障害はそのいずれかが障害されて起こる。
 射精の3つのプロセス
 ①精液が後部尿道に出て行く
 ②内尿道口が閉じる
 ③後部尿道に出た精液が、外尿道から射出される
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射精障害の主な治療法

 射精障害の治療は、障害の原因によって異なる。主な射精障害の分類は、

 ①原発性射精障害…解剖学的原因による射精障害
 ②続発性射精障害…外傷・手術などにともなう射精障害
 ③その他の特殊な現象による分類…逆行性射精、早漏、膣内射精困難

 たとえば解剖的に射精管が閉塞している場合には、尿道から器具を入れて射精管を開く手術を行う。心因性の場合、教育指導やカウンセリング、または精神分析などを専門医に依頼することもある。

 外傷によるものや手術後の射精障害は、バイブレーター法、電気射精法などで治療する。その他の特殊な現象による射精障害のうち、逆行性射精は主に薬物療法を行う。
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早漏の治療法

 コンドームを重ねる方法、ペニスに局所麻酔剤を塗る方法、SSクリームの使用、パートナーが手指による陰茎刺激などで協力するセマンズ法やスクイーズテクニックなどが有名である。最近では、射精を引き伸ばす薬剤として、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の投与も試みられている。
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膣内射精困難の治療法

 膣内射精困難の原因はさまざまあり、治療はそれぞれの原因に即して行われる。マスターベーション時の知覚刺激が性交のときに得られないタイプの場合、正しいマスターベーションの指導など、教育指導が行われる。一方、心因性のものには、カウンセリングや精神療法などで何が心理的なブレーキになっているかを明らかにし、問題解決に導く。

 場合によっては、心理学や精神医学の専門家による治療が必要なケースもある。
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持続勃起症

 持続勃起症とは、性欲とは無関係に、痛みをともなう勃起が4~6時間も持続する病気である。後遺症として、かなりの高確率で器質性EDを引き起こす。持続勃起症には、虚血性変化をおこすものと起こさないものがあり、そのどちらかによって治療も予後も大きく違うので、この2つをできるだけ早く鑑別することが極めて重要である。
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