バキューム・デバイスによるED治療:あるある健康大百科「男性の健康編」

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バキューム・デバイスによるED治療

バキューム・デバイスの問題点

 バキューム・デバイスは有効率・安全性ともに高いことが認められているが、問題点もある。

 バキューム・デバイスは性行為の前に装着しなければならないが、これに10分ほどかかる。十分にムードが盛り上がっているところで装着のために10分間の中断が必要であるので、まず雰囲気が壊れがちである。

 また、この器具には、陰圧で勃起させるために原則的に30分以上使用できないという時間制限がある。ペニスに無理に血液を吸い込み、その後、根元を締め付けバンドを締め付けて血液を遮断するからである。

 さらに、機械的にペニスの根元を締め付けてしまうので、多少の痛みを感じる。このため、バキューム・デバイスを使い始めても、やめてしまう人が少なくなく、なかなか受け入れられていないのが現状である。しかし一度慣れた人には大変具合がよく、ずっと使うことができる。
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バキューム・デバイスの種類

 現在厚生労働省で認められているバキューム・デバイスは3種類あり、三矢の「ベトコ」、ツムラの「リテント」、それに三井ヘルスの「VCD式カンキ」で、5~8万円ほどである。

 残念ながら現在のところ、EDの治療に用いる場合、バイアグラもバキューム・デバイスも健康保険が適用されない。わが国では現在、EDの検査・治療にはまったく保険が適用されないのである。

 しかし、イギリス式といって、脊髄損傷や前立腺手術後、糖尿病など、特定の病気が原因のEDでずっと薬や器具を使わなければならない人には、保険の適用を可能にするという方向が検討されている。アメリカなどでは、すべてのEDに保険が適用されている州もある。
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