体を温める食べ物と体を冷やす食べ物:あるある健康大百科「女性の健康編」

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体を温める食べ物と体を冷やす食べ物

身近な食べ物、旬な食べ物

 最近では、流通手段の進歩とともに、野菜などの生鮮食料品も、外国産のものが多く出回るようになりました。季節を問わず、いろいろな食材が手に入るのは、便利なことのように思えますが、旬の間隔が失われていくほか、農薬の過剰使用や、防腐剤など、安全面での不安も多いのが事実です。「身土不二(しんどふじ)」は、体には、その土地でとれた旬のものが一番よいとする考え方。

 夏は体を冷やすトマトやキュウリ、冬は体を温めるニラやカブなど、旬の食材を食べることは、体の調子を整え、冷えを解消する意味からも理にかなっています。スーパーには、一年中、さまざまな野菜がそろっていますが、食材の本当の旬の時期をしっかりおぼえておき、食材選びに役立てましょう。
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アイスクリームは冷えの最大の敵

 氷を入れた飲み物や、キンキンに冷えたビール…。冷たいものは胃腸を直撃して、体全体を冷やしてしまいます。もうひとつ、冷え性の人に気をつけてほしいのが、砂糖のとりすぎ。砂糖の原料となるサトウキビは暑いところでしかとれない熱帯産の植物なので、体を冷やす作用が強いのです。ところで、冷たいものと甘いものの代表格といったら何でしょう?

 そう、アイスクリームやシャーベットです。大好きだという人も多いと思いますが、どうしても食べたいなら、夏の日中など体が十分に温まっているときに、適度な量をとるようにしましょう。また、甘いものの取りすぎは、冷えやスタイルだけでなく美肌の大敵ということもお忘れなく。
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果物の食べ過ぎは体を冷やす

 ビタミンたっぷりで食物繊維も豊富。いかにもヘルシーな感じがあるくだものですが、その80~90%以上は水分。ザクロやモモなど一部を除き、果物の多くには体を冷やす作用があるので、食べ過ぎは、冷え性を悪化させる原因になってしまいます。特に「冷蔵庫でひやして食べるのが好き」という人は、注意が必要です。できれば常温で、冷やすときも、ほどほどにしておきましょう。ところで、「朝のくだものは金、昼は銀、夜は銅」という言葉をしっていますか?くだものは、朝食べたほうが体によいということを意味していますが、冷え性との関連性からも、これは理にかなったこと。食べるなら、これから体を動かす午前中がおすすめです。

 果物のなかにも、体を冷やさないものがあります。それは、レーズンや干し柿などのドライフルーツ。水分を飛ばしているので、生のもの以上にミネラルや食物繊維が豊富な健康食品です。また、ほかに、クルミやクリといった種実類も体を温める作用があります。
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お茶で体を温め、冷えを改善

 何気なく飲んでいるお茶にも、体を温めるものと冷やすものがあることを知っていますか?体を冷やすのは、緑茶やコーヒー。反対に、発酵させてある中国茶や紅茶は体を温めてくれます。中国茶にもさまざまな種類がありますが、なかでもおすすめは烏龍茶やプーアール茶。特にプーアール茶は、北方民族が厳しい寒さから身を守ったり、栄養の偏りを防ぐために、古くから飲んでいたお茶としては知られています。

 また、せっかくのお茶も氷を入れて冷やしたりしては、効果は半減。夏でも温かい状態で飲むようにしましょう。ティータイムでリラックスすると、自律神経のバランスがよくなり、体温の調節もスムーズに。賢くお茶を飲みたいものです。

 体を温めるいろいろなお茶の種類
 ■発酵させると性質が変わる
 お茶の葉には、体を冷やす性質がありますが、紅茶や烏龍茶のように発酵させることで、温める性質に変わります。発酵が進んだお茶ほど、温める作用が強くなります。

 ■岩茶
 効果/頭痛、肩こり、生理不順
 岩茶は、険しい岩山でとれる中国茶の一種で、血行を促進する力の強いお茶。疲れやめまいにも効果的です。希少価値のあるお茶で、やわらかな風味は、他のお茶にはないほど上品で特徴的です。

 ■プーアール茶
 効果/むくみ、吹出物
 長時間かけて発酵と熟成を進めたお茶。滋養強壮効果があり、脂肪を分解する力も強いので、脂っこい食事と合わせて。体を温める効果がとても高いのも特徴です。

 ■ジャスミン茶(烏龍茶ベース)
 効果/不眠、下痢、胃痛、ストレス
 烏龍茶に、ジャスミンの花をブレンドしたお茶。華やかな香りには、リラックス効果も。さっぱりとした飲み口で、誰からも好まれる味わいです。
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不足しがちな栄養を意識的に摂る

 忙しくて食事が作れず、外食に頼りがちという人も多いのでは?冷え性予防の基本は、正しい食事。栄養が偏ると、十分な熱が作られず、冷え性を悪化させてしまいます。特に、外食で不足しがちなのが、野菜。野菜に含まれるビタミンやミネラルは、体の調子を正常に保つためには欠かせません。主菜の脇に添えられている少量の付け合せでは、野菜不足は解消されません。肉や魚を食べたら、野菜はその2倍の量を食べるように心がけたいもの。

 「野菜がたりないかな」と感じたら、ほうれん草のおひたしや温野菜サラダなどを一品プラスするようにしましょう。また、スープを頼むならミネストローネやけんちん汁など、具だくさんのものを選ぶのもよい方法です。
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