生理痛解消法:あるある健康大百科「女性の健康編」

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生理痛解消法

カイロ温熱療法

 「冷え性」と同じで、腰の部分が冷えてしまうと、いろいろな不調が起こってきます。
 病気でなにのに生理痛がする場合、ほとんどは冷えが原因。それを簡単に解消させてくれる便利な道具は、貼るカイロなのです。カイロを腰に貼り付ければ、骨盤内の内臓が温まり、間接のこわばりがほぐれます。血行がよくなるので、血管の圧迫による痛みも解消します。これだけで治った人はたくさんいます。必ず一度は試してみましょう。

 生理が始まる1週間前から、カイロを貼ってみましょう。うっかり忘れてしまったら、2,3日前からでもOK。できることなら、冷え性を解消するために、ふだんの生活でも貼るのが理想です。長い時間をかけて冷えてしまった体が、心から温まってきます。体が心地よく感じれば、緊張がほぐれ、生理の不快感の原因となるストレスも軽くなってきます。とにかく簡単なのがカイロ温熱療法のいいところ。必ず効果があらわれますよ。
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ストレッチ

 硬くなった骨盤をほぐすストレッチは、生理のトラブルのほか、冷え性や便秘の解消にも役立ちます。ストレッチは、すべての女性におすすめしたい健康法です。骨盤の間接が軟らかくなれば、体の不調が楽になります。積極的に取り組みましょう。お風呂上りで体が軟らかくなっているときにやってみると、より効果的です。寝る前にやれば、ぐすり眠れて、翌朝スッキリ目が覚めます。

 【ストレッチのコツ】
 ①まず、リラックスした気分で行いましょう。朝など時間のないときに慌ててやるのは逆効果です。
 ②どのポーズでも、体のどの部分を伸ばしているのか、そこに意識を集中させましょう。このとき、ほかの部分にリキミが出ないように注意。ほかの場所が痛く感じる場合は、無理にそこを伸ばさずに、少しゆるめてやります。
 ③体の右側、左側を交互に1回ずつ行います。かける時間は、まず片側に10~20秒。ゆっくり息を吐きながら、間接と筋肉が伸びる感覚を味わいます。
 ④最初の10~20秒で、少し体が軟らかくなります。そこで、もう一段階伸ばすつもりで、さらに10~20秒続けます。
 ⑤「痛いけれども気持ちいい」程度の力で伸ばすのがコツです。続けているうちに、だんだん体が軟らかくなり、骨盤の周辺が楽になってきます。毎晩、寝る前の習慣にしてみましょう。体と心が自然にリラックスして、気持ちよく眠れるようになります。
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足の裏マッサージ

 生理痛に効果がある足のゾーンは、足の裏、内側のくるぶしの横にあります。足の親指の付け根にある骨のでっぱりの一番下から、かかと側に骨をたどると、3センチほど後ろに、骨のふくらみがあります。この骨のふくらみから、後ろに3センチまでの間が、生理痛のゾーンです。生理痛だけでなく、PMSの症状も和らげます。生理不順に悩んでいる人にも効果あり。毎日マッサージを続けて見ましょう。

 右足なら右手、左足を使い、両足のゾーンを刺激します。手の親指をゾーンにあて、残りの4本の指は、足の甲側にあて、30秒~1分押しもみします。痛みがあって苦しいときも試して見ましょう。押しているうちに、生理痛や不快感が楽になってきます。
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ツボ刺激

 三陰交は、足のうちくるぶしの一番高いところから、指4本分上の所です。頚骨(足のすねの骨)のきわにあたります。三陰交は、婦人病すべてに対する特攻穴です。鍼灸の治療では、生理痛の痛みを解消するツボとして扱います。

 生理痛の予防、PMSの予防には、指圧で心地よい刺激を与えるのが効果的です。慣れている人は、インスタント灸もおすすめです。ツボの周囲が赤くなるまで刺激します。赤くなれば、1個だけでもOK。個人差はありますが、2~3個捉えれば、赤くなってきます。

 痛みを和らげるには、まず、腰と下腹部に身にカイロを貼ってから、ツボ刺激にうつりましょう。通常、三陰交のツボを押すと痛みを感じますが、生理痛がひどいときには、ツボの痛みを感じないことがあります。アザにならない程度に強めに押して、ゆっくりと離します。生理の痛みが楽になるまで、左右交互に続けましょう。

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アロマテラピー

 生理痛や生理の不快感は、冷えや血行不良、ストレスが原因になっています。香りをかぐだけで、ホッとするアロマテラピーは、リラックスタイムにぴったり。ここでは、特に、鎮静効果のある香りをご紹介します。エッセンシャルオイルをアロマポットで温めたり、入浴剤に使ったりするのがおすすめです。ハーブの不思議な力を借りて、痛みを楽にしてみましょう。

 イトスギ(別名:サイプレス)  スパイシーな木の香りです。鎮静作用が、怒りや興奮を和らげてくれます。倦怠感や無気力にも効果があります。

 バラ  甘くて優しいバラの香りです。子宮の強壮作用があり、生理不順にも効果的。精神の緊張やストレスを和らげるのに役だちます。

 クラリセージ(別名:オニサルビア)  甘いハーブ調で、ナッツのような香りです。ホルモンのバランスを調整し、子宮のトラブル解消に役立ちます。

 マージョラム  暖かみのある香りです。不安やイライラ、ストレスを軽くします。副交感神経の働きを活発にさせ、血行をよくします。

 ローズマリー(別名:マンネンロウ)  透き通るようなハーブ調の香りです。生理がとまってしまった人や、生理の周期が長い人に効果的。集中力散漫や記憶力減退にも効果があります。
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食事のとり方

 生理痛や生理の不快感、PMSなどを楽にしようと思ったら、ホルモンのバランスを整えることが大切。そのためには、栄養のバランスのよい食事を心がけましょう。これは、冷え性や便秘を治すことにもつながります。バランスのよい食事は、女性ホルモンはもちろん、脳内ホルモンなど、ホルモン全体のバランスを整えてくれます。生理前や生理中は、特に次のことに注意しましょう。

 刺激物を控える  生理中や、整理の前など、不調の波がやってくるときは、刺激物を控えましょう。アルコール、カフェイン、香辛料、食塩などは控えめに。スモーカーの人も、ストレスにならない程度にタバコを減らしてみましょう。

 糖質、肉食に偏らない  生理前などに、無性に甘いものが食べたくなる場合があります。でも食べ過ぎには注意しましょう。また、肉、卵、牛乳や乳製品といった動物性脂肪の取りすぎを避けましょう。マグネシウムとカルシウムのバランスが崩れて、ホルモンバランスが乱れたり、ビタミンB6が欠乏することもあります。肉類には、火の通った緑黄色野菜を組み合わせて、バランスよく食べましょう。

 血を汚す食べ物を避けよう  東洋医学的には、生理のトラブルは、お血(血が汚れている状態)が原因と考えます。昔からよく言われている、血液を汚す食べ物は、さけるようにしましょう。ウニ、イクラ、カニ、貝類(ホタテ、アカガイ、平貝など)アクの強い山菜類などは、生理のトラブルがある場合にとるのは、好ましくありません。もちろん、体を冷やす食べ物もさけるようにしましょう。

 サプリメントで補う  食べ物からビタミンをとるのが理想ですが、一時的にサプリメントの力を借りるのも賢い方法です。生理の不快感を軽くするには、カルシウムやビタミンB郡(ビタミンB複合タイプ)、血行をよくするビタミンなどがおすすめです。

 ハーブティーも効果的  刺激物をさけたい時期のティータイムには、ハーブティーがぴったり。カフェインが含まれていないし、リラックス効果があって、気持ちも落ち着きます。コーヒーや紅茶の代わりに試してみましょう。
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