虫歯・歯周病が及ぼす体への影響:あるある健康大百科「歯の健康編」

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虫歯・歯周病が及ぼす体への影響

自然に治らない歯の病気

 虫歯にしろ、歯周病にしろ、歯の病気の大きな特徴は「自然には治らない」ということです。風邪であれば、栄養をとって休養をし、寝ていれば治る場合も多いものです。しかし、歯の病気は放っておいたら、絶対に治りません。虫歯なら、歯科医の治療を受けて、悪い部分を削り取って詰め物をしない限り、悪化する一方です。歯周病は、程度が軽いものであれば、きちんとしたブラッシング(歯磨き)をすることによって治ってしまう場合もあります。しかし、それにしてもブラッシングをきちんとしない限り、自然に治るものではありません。病気の程度が重くなれば、やはり歯科医の治療を受けない限り、治ることはないのです。
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歯周病による障害

 歯周病を放っておくと、ついには歯が抜けてしまいます。歯が一本抜けると、全体のかみ合わせも悪くなり、歯並びも悪くなって、顔の表情も暗い感じになります。すき間ができると、そこに食べ物の残りカスが詰まるため、虫歯になったり、歯周病が他の部分でもひどくなりがちです。噛む力も減退するために、あごの関節にも障害が現れます。

 そうした障害をまねかないためにも、歯周病を予防し、また、早い段階で治療してしまうことです。
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歯周病が原因の胃腸障害

 ものがよく噛めないために、当然、胃の負担が大きくなり、胃腸障害を引き起こしやすくなります。かたいものを噛むのを避けるため、偏食するようにもなります。胃腸障害があって、さらに偏食もするわけですから、栄養バランスが崩れ、全身の抵抗力が落ちるのは目に見えています。また、やわらかい食べ物は残りカスが歯につきやすいので、ますます虫歯や歯周病などの歯の病気がひどくなる可能性も生まれます。
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肩こりと虫歯の関係

 頑固な肩こりに悩まされていた人が、歯の治療をしたとたんにすっきりと肩が軽くなったということがよくあります。肩こり以外にも、手のしびれ、腰痛、脊椎の変形などの症状と、歯の治療との関連が見られる場合もあります。噛み合せが悪くなると姿勢が悪くなって、肩や首が凝ったり、腰痛になったりといったことも考えられますが、これについてはハッキリとした因果関係はわかっていません。ただ、こういう例はたくさんあるので、何らかの関係があることは十分に考えられます。
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