歯周病を悪化させる原因(たばこ・その他):あるある健康大百科「歯の健康編」

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歯周病を悪化させる原因(たばこ・その他)

つまようじの使用

 つまようじで歯と歯の間につまった食べ物の貸すを取ること自体は、それほど悪いことではありません。そのことによって、口中の汚れを取ることが可能です。しかし、ようじの先端はかなりとがっているので、誤って歯茎を傷つける恐れがあります。特に、風邪などで体全体の抵抗力が弱っていると、すぐに歯ぐきが腫れてしまいます。

 また、挟まった食べ物を、かえって奥に押し込んでしまうこともあります。歯と歯の間はもちろんですが、歯と歯肉の間に押し込んでしまうと、かなりやっかいです。

 歯と歯の間に詰まったときは、つまようじ(デンタルピック)よりも、歯間ブラシや、デンタルフロス(歯間清掃用の糸)など、歯間清掃用具を使うことをおすすめします。
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口呼吸による歯周病の悪化

 風邪を引いたりしてると鼻がつまると、一日中口で呼吸をするため、口の中が乾いてしまいます。特に朝起きたときは、カラカラに乾いています。口で呼吸すると、口の中の酸素が奪われるとともに、水分がなくなります。体のなかにある水分は、体の化学反応や物質の伝達を媒介する重要な成分なので、脱水症状によって生理反応が低下して感染に弱くなり、炎症を起こしやすくなります。

 アデノイドや花粉症など、鼻の悪い人は歯周病にかかりやすいので注意が必要です。耳鼻科で鼻の治療をする必要があります。
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片側の歯だけでものをかむことによる歯周病の悪化

 利き腕や利き足があるように、食べ物を噛む場合も、左右どちらか一方に偏って噛むようです。よく噛むほうの歯は、唾液もよく循環し、汚れが自然に落ちていきます(自浄作用)。当然、あまり使わない側の歯には、プラークがたまりやすくなります。意識的に両側の歯で噛むことです。

 虫歯や歯周病で一方の側が噛みにくい場合には、くせの場合よりももっと極端に、片側で噛むようになります。そのまま放置すれば、ますます病気が悪化することは言うまでもありません。一刻も早く治療を受けてください。
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全身の病気による歯周病の悪化

 全身の病気は体の抵抗力を落とし、歯周病を悪化させることがあります。

 特に糖尿病は、感染に対する抵抗力が極端に落ちますから、化膿や炎症がおきやすくなり、口の中が腫れたりしやすくなります。その他にも心臓病や心臓疾患など、歯周病を悪化せせる原因となる病気があります。

 また、歯周病の症状があるため、診察をしたらAIDS(エイズ)だったということがあります。AIDSは細菌に対して免疫がなくなる病気ですから、そのために細菌に感染すると、歯茎が炎症を起こすのです。もちろん、はじめから歯周病がある場合でも、AIDSによって悪化を招きます。
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たばこによる歯周病の悪化

 たばこを吸う人の方が、吸わない人より歯周病にかかりやすいことが、いろいろな調査で明らかになっています。理由としては、ニコチンやタールの作用によって、血管が収縮して歯肉への血液の流れが悪くなることや、細菌と戦う白血球の働きが減退することなどがあります。
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遺伝的なものによる歯周病

 遺伝的に、細菌に対する抵抗力(免疫)が強い人と弱い人がいます。歯周病は細菌に対する感染症ですので、免疫が弱い人は歯周病にかかりやすいといえます。

 しかし、悲観することはありません。免疫が弱くても、口の中に細菌を繁殖させなければ、歯周病は防げるからです。ブラッシングをすることによって、プラークをきちんと取り除けば、歯周病にかかる割合は少なくなります。ただ、遺伝的に免疫が弱いことがわかっている人は、他の人にも増して、きちんとしたブラッシングをするよう、心がけてください。
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