栄養たっぷりひじきの利用法:あるある健康大百科「ダイエット編」

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栄養たっぷりひじきの利用法

不足しがちな栄養分が豊富なひじき

 「ひじき」は,実は驚異的な量のミネラルを含む食べ物なのです。100gの干しひじきに含まれるカルシウムはなんと1400mgです。カルシウムが豊富と言われる牛乳と比べても,同じ100gの量の牛乳に含まれるカルシウム110mgの10倍以上という圧倒的なカルシウムを含んでいることになります。

 鉄は血液の成分「赤血球」に必要なミネラルで,これが不足すると貧血を起こしてしまいます。鉄不足になりやすく,日ごろから貧血を起こしやすい人は意識して鉄を摂取する必要があります。そこで,おすすめなのがこの「ひじき」です。

 見た目はなんとも栄養がなさそうな海藻ですが,なんと鉄分はホウレンソウの25倍以上もあります。鉄分が多いといわれる豚のレバーと比べても5倍以上多く含んでいるのです。ただし,鉄の吸収を助けるビタミンCを豊富に含む食品を一緒に食べるという一工夫が必要です。
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ダイエットに効果的な水溶性食物繊維

 よりダイエットに効果的な食物繊維としては,水に溶ける「水溶性食物繊維」があげられます。これにはコレステロールを下げる働きや,糖の吸収をゆるやかにする働きが後述の不溶性食物繊維よりも強く,脂肪の蓄積も遅らせるというまさにダイエッター向きの食物繊維だからです。この水溶性食物繊維を豊富に含んでいるものとしては,「ひじき」があります。

 食物繊維は体の掃除係として知られます。腸内の発がん性物質などを排除したり,善玉菌を増やしたり,免疫機能を高めたり,排便をスムーズにしたり,と様々な有用な働きをするので,積極的に摂取するのが望ましい栄養素の代表格です。

 この食物繊維はその性質に応じて2種類に分けられ,それぞれが異なった働きをしています。もう一つは,水に溶けない「不溶性食物繊維」です。この繊維は腸の活動を活発にして,有害物質や不要な物質を体外に排出する作用を強め,また便秘の予防にも役立ちます。野菜などに多く含まれているため,食物繊維の補給源として野菜サラダなどを食べている人はこの不溶性食物繊維を多く摂取していることになります。
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ひじきのおすすめ利用法

 ひじきのおすすめ利用法は,なんと言っても増量剤としての使い方です。

 ひじきはそれ自体に旨み成分が少ないため,食材としては主役になりにくいのですが,逆にその性質を利用すれば,様々な料理の名脇役としてカロリーを減らしながら,ミネラルや食物繊維を増やすという離れ業をやってのけることができます。

 例えば,ハンバーグの肉の2分の1程度を水で戻したひじきに置き換えれば,カロリーは3分の2程度でカルシウムや鉄分は普通のハンバーグの数十倍という非常にヘルシーなハンバーグができます。

 また,チャーハンの具にしたり,ご飯と一緒に炊き込むことで,同じく食物繊維やミネラルを強化しつつエネルギーをカットしたダイエット向きの料理を作れますし,味噌汁や野菜妙め,サラダなど工夫しだいで,その用途は無限大に広げることができるのです。
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