運動ダイエットで消費カロリーを上げるには:あるある健康大百科「ダイエット編」

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運動ダイエットで消費カロリーを上げるには

消費カロリーとは

 消費力ロリーとは,名前の通り,自分が活動するために使ったカロリー(エネルギー)のことです。このエネルギーには大きく分けると「基礎代謝(量)」と「活動代謝(量)」と呼ばれる2種類があります。

 1) 「基礎代謝」

 何もしないでも勝手に使われるエネルギーのことです。私たちは特に体を使っていなくても,心臓を動かしたり,呼吸をしたり,と(無意識に)様々な活動を行っています。

 例えば,60キロ以上の物体(身体)を30度以上の温度に保つだけでも相当のエネルギーが必要で,実際には私たちが使っているエネルギーの半分以上は,通常この基礎代謝で使われています。

 正確には座っているだけでも,それなりの筋肉を意識的に使っているので,そのような状況で使われるエネルギーのことを「安静時代謝」と言って基礎代謝とは区別しますが,ダイエットの話をする上では基礎代謝も安静時代謝も同じものだと思ってかまいません。

 2) 「活動代謝」

 基礎代謝以外に,自分の意志で仕事や家事,遊びなどの活動をするために使うエネルギーのことです。

 ダイエットのために,つまり消費力ロリーを増やすために,自分の生活に新たに運動をとり入れたとします。イメージとしては消費力ロリーに,運動で消費するエネルギーを加えた状態を目指すことになります。

 ところが,現実には一日は24時間しかなく,また体力や気力にも限界があるため,上記のような状況を作れる人はほとんど存在せず,今まで行っていたいくつかの活動を取り止めながら,ダイエットのための運動をするような状況になってしまいます。

 もし,ダイエットのための運動より,もとの活動の方が,一日を充実させたり,心地よくさせるものであった場合,ダイエットのための運動を始めることにより,もっとやりたい(やらなければならない)ことがあるのに,それをやれない欲求不満などを感じることになってしまいます。

 このような不快な状況は,一時的ならば耐えることも可能ですが,ダイエットに数ヶ月を要する10キロ以上のダイエットには深刻な障害となり,ダイエットを中断させる大きな要因の一つとなってしまうのです。これが運動ダイエットが「上級」である所以なのです。
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高いレベルの運動ダイエット

 なぜ,ダイエットに挫折する人々が出てくるのでしょうか?それは,持続する意志の問題以前に,そのほとんどは,初めから高いレベルをめざしてしまったがゆえに挫折してしまうのです。

 例えばウォーキングやスイミングなどの「運動でダイエットをする」というのは,ダイエット法の中でもどちらかと言えば上級レベルなのです。

 ダイエットの基本法則は「摂取カロリーより,消費力ロリーが多ければやせる」です。食事の摂取カロリーを減らし,運動などをして消費力ロリーを増やせば,計算上は太ることは決してないわけです。しかし,この法則に基づいて運動を始めても,長続きしない人は多いのです。
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肉体的に疲れて寝ることの意味

 ダイエットを成功させるためには,何らかの形でエネルギーを摂取する以上に使いきっていくことは絶対の法則なのです。そのため,その日に摂取したエネルギーを起きているうちに全部使い切ってしまえば,寝ている間もエネルギーは使うわけですから,それだけでもダイエットが成功することになるのです。

 10キロ以上のダイエットをやりとげるためには,その前(ダイエットのための運動をすることにより「摂取カロリー<消費力ロリー」の状況をつくる前)に一日のエネルギー収支をプラスマイナス・ゼロにする,すなわち「消費力ロリー=摂取カロリー」にするための心構えが必要になってきます。

 それは「今日一日を精いっぱい活動して,肉体的に疲れて寝る」習慣をつけるということです。これは仕事,遊びに関わらず,どのようなことであっても食べること以外ならどんな活動で疲れてもかまいません。

 ただし,精神的にぐったりと疲れるのではなく,自分にとって価値がある,と信じられる活動に全力を尽くして,その日一日の自分の生活に,満足感,充実感を持って,疲れるということです。

 これと一日三食食べ,基本事項の「ムラ食い,ムダ食いをやめる」を組み合わせるようにします。
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