計るだけダイエット:あるある健康大百科「ダイエット編」

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計るだけダイエット

1日50~100グラムを目標に

 ダイエット後のリバウンドは,食欲を抑えて基礎代謝を上げるレプチンというホルモンが不足することで起きます。しかし,レプチンが不定してもリバウンドを起こさない,体重を計るだけというダイエットがあります。

 具体的な方法を説明すると,まず,体重計はなるべく目盛が細かいものを使います。というのは,1日で100グラム減量したとき,1目盛100グラムの体重計なら,はっきりと減量したことが確認できるからです。体重は,朝の起床直後にトイレを済ませて1回,夕食後に1回の,1日2回計ります。この数値を1目盛100グラムにしたグラフに記入していきます。つまり,毎日の体重は折れ線グラフとして記録されていくのです。また,寝る直前に計った体重は,別欄に記入します。そして,もし体重が上がったときは,「言い訳」として欄外に記入していきます。目標は,1日50~100グラムの減量です。

 こうして記入した体重データをどう生かすか、そこで生きてくるのが「言い訳」です。

 「友だちに誘われて外食した」「美味しいのでついお代わりした」という記入があれば,やせない原因が明らかになり,それを改善するために努力をするようになります。また,通常は夕食後のほうが体重が重く,翌朝になると体重が下がります。しかし,夕食後と朝の体重が変わらない場合は,夕食後に何か間食をしているか,夕食の時間が遅いかのどちらかにあります。このことを知れば,どう改善すればいいかわかるのです。
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食事よりグラフが下がることが楽しくなる

 この計るだけダイエットが効果的な理由は,グラフが右肩下がりになることで得られる「快感」です。

 たとえば,グラフの変化を見て,「暇なときにテレビを見てごろごろしているより,ウォーキングしてやせたほうがいい」「ご飯のお代わりをするよりグラフが2目盛下がったほうが気持ちいい」というような考え方が芽生えてくるのです。

 油や糖分をとると,脳からエンドルフィンという強い快感物質が分泌されます。これに打ち勝つことはそう簡単ではありません。しかし,やせたいという人は,右肩下がりのグラフを毎日見ることで,快感物質以上の快感を得られるのです。

 このダイエットを成功させるコツがいくつかあります。まず,体重計をいつも目につくところに置いておくと,計り忘れがなくなります。体重を計るときは,たとえば下着だけ着用して計るというように,いつも同じ服装にするようにしましょう。そして,グラフは目につく場所に貼っておきます。こうすれば,グラフが右肩下がりになったときに,楽しくなってくることでしょう。
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ポイント

 1)朝晩の1日2回体重を計りグラフに記入する
 2)体重が下がらなかったときは「言い訳」を書く
 3)グラフからやせない原因を探しだす
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