モーツアルトダイエット:あるある健康大百科「ダイエット編」

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モーツアルトダイエット

モーツアルトの高周波が副交感神経の働きを活性

 モーツアルトを聴くだけでダイエットできる,血糖値が下がる,免疫力が上がると人気になっているダイエット法です。

 モーツアルトの楽曲の周波数は3500~5000ヘルツの高周波数音域がたくさん使われています。ヘルツは1秒間に何回振動するかを表す単位です。クラシック音楽は高周波数音域が多く,リラックスしやすいのですが,中でもモーツアルトは高周波数なので,特にリラックスしやすいのです。

 高周波数は,自律神経の副交感神経の働きを活発にします。自律神経には交感神経と副交感神経があり,自動車にたとえると,交感神経はアクセルで副交感神経はブレーキにあたります。交感神経は神経を興奮さ世る作用があり,副交感神経は興奮を抑える働きがあります。

 ストレスがたまると太りやすくなり,ストレスを解消する副交感神経の働きが活発になるとストレス太りが抑えられるというのが,モーツアルトダイエットのポイントとなります。

 ストレスは,もともと体にとっては危機的な状況で,走って逃げ出すためのエネルギーとして筋肉の中にたくわえられているグリコーゲンを分解して,血液中にブドウ糖を放出します。肉体的なストレスであれば,そのエネルギー源のブドウ糖を消費することができるのですが,精神的なストレスではあまりブドウ糖が使われず,血液中に濃く残ってしまいます。余分なブドウ糖は肝臓で中性脂肪に合成され,脂肪細胞の中にたまっていくようになります。これがストレス太りの原因なのです。

 ストレスがたまると甘いものがほしくなったり,食べすぎたりすることだけが,ストレス太りの原因というわけではなかったのです。
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昼間,ストレスがたまったとき聴くと効果的

 褐色脂肪は主に首筋,わきの下,肩甲骨の周辺,心臓の周辺,腎臓の周辺にあります。

 食事をするとよく首筋が温かくなったり,わきの下や背中が熱くなったりしますが,それは褐色脂肪がエネルギーを消費している証拠です。こういう人は基礎代謝が良く,食べても太りにくい人で,褐色脂肪が元気なのです。逆に食事をしてもこの辺りが熱くならない人は,褐色脂肪の働きが鈍いのではないかと考えられます。

 そこで,活性化させる効果的な方法が「温冷シャワー」です。温水と冷水を交互に,首筋,わきの下,肩甲骨の周辺などに,約20秒ずつ当てていきます。集中的にその部分を刺激することで,短時間で交感神経に切り替わって,褐色脂肪が活性化し始めます。とくに,体が活動的になる朝のシャワーがおすすめです。   【交感神経を刺激するほかのダイエットと併用を】  モーツアルトはいつ聴いてもいいし,寝るときにはリラックスして眠りにつきやすくなりますが,とくに効果があるのは,仕事や勉強などでストレスがたまってきたときです。

 昼間は,交感神経の働きが盛んになっているので,そのときにストレスによって興奮すると,ますます太りやすくなります。疲れたり,興奮したら,モーツアルトを聴くようにしましょう。

 ただ,夕食の前後は避けましょう。なぜなら,夕食時には副交感神経の働きが盛んになっているからです。モーツアルトを夕食のときに聴くと,副交感神経の働きが活発になり,胃液とインスリンが多く分泌され,肝臓でのブドウ糖から中性脂肪への合成が盛んになり,脂肪細胞への蓄積も盛んになってしまいます。インスリンが盛んに分泌されるのは食事を始めて30分ほどしたときです。よって,消化・吸収に一区切りがつく1時間ほどは,モーツアルトを聴くのは避けたほうがよいでしょう。
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ポイント

1)昼間,ストレスがたまったときに聴く
2)夕食後は逆効果になるので聴くのを避ける
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