糖尿病食ダイエット:あるある健康大百科「ダイエット編」

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糖尿病食ダイエット

糖尿病患者の食事療法はダイエットにも効果

 代表的な生活習慣病である糖尿病は,通常,食事療法と運動療法を取り入れることによって病気の改善をはかります。糖尿病患者がとる食事は,血糖値を下げることが目的のメニューなので,低力ロリーであるとともに栄養バランスがとても良いという特長があります。つまり糖尿病食は,ダイエット食と同じものだといえます。

 わが国の糖尿病患者は年々増えており,平成14年の厚生労働省の調査によると,「糖尿病が強く疑われる人」は推計で740万人,「糖尿病の可能性を否定できない人」を合わせると,推計1620万人にものぼります。

 糖尿病は,すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが足りなくなったり,うまく細胞に作用しなくなることによる病気です。

 インスリンは,食事をしたあと血糖値が上がらないように,調節する働きがあります。インスリンが不足したり,うまく作用しないと,ブドウ糖が血液の中に残り,高血糖状態が続くことになります。

 糖尿病が恐いのは,高血糖状態によって起こる合併症です。神経障害,網膜症,腎症を3大合併症と呼び,血糖コントロールをしないでいると,糖尿病発症時から10~15年でこれらの合併症が発生してきます。
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低力ロリーでも,ボリューム感のある食事が可能

 糖尿病食は,その人の体重によって異なりますが,1日1200~1800キロカロリーと,かなりの低カロリーになっています。そして,食べてはいけないものはないが,自分に合った分量で,必要とするすべての栄養素をとります。

 良質なタンパク質,ビタミン,ミネラル,食物繊維が含まれていて,糖質60%,脂質20~25%,タンパク質15~20%の正しいバランスの糖尿病食は,ダイエットにそのまま応用することができるといえます。ただ,エネルギー計算が複雑で,ある程度の食品成分の知識がないと,なかなか計算した食事を作ることは難しいでしょう。

 そこで最初は,食品メーカーの糖尿病食を利用してみるとよいでしょう。冷凍食品,半調理済みなど,力ロリー別にさまざまな料理があり,さらに糖尿病食のケータリングもあります。

 1日1500キロカロリーというと,健康な人から見るとかなり少ない印象があるでしょう。しかし糖尿病食を購入してみると,低カロリーであるに関わらず,豪華でボリュームがある食事をとることが可能なのです。
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ポイント

 1)最初は1日1500カロリーの糖尿病食から試してみる
 2)冷凍食品,半調理済み,ケータリングなどの糖尿病食を利用してみる
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