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カプサイシンダイエット
アドレナリンの分泌を促進させる効果がある
唐辛子は熱帯アメリカの原産で,コロンブスによってスペインに伝えられ,その後インド,東南アジア,中国に渡来したといわれています。唐辛子は世界中で使われているが,日本人がこれほど唐辛子を好むようになったのは戦後のことです。
エスニック料理,韓国料理などがブ-ムになる以前は,せいぜい薬味や香りづけ,漬け物に少量使われる程度でした。唐辛子の辛み成分であるカプサイシンがダイエットに効果があるということは,いまでは多くの人が知っています。
唐辛子をとると,すぐに体が熱くなって汗がたくさん出るのは,カプサイシンの作用です。カプサイシンは体内に入ると小腸で吸収され血液中に入ります。そして,脂肪を分解するホルモンのアドレナリンを分泌させます。アドレナリンが出ると体が興奮して,体温が上がり脂肪の分解を促進するのです
。
運動をするときもアドレナリンが出て,体温が上がりますが,カプサイシンはこれと同じ働きがあるのです。ただ,唐辛子だけでやせようと思ったら,コップ1杯もとらなければなりません。現実には,そんなにとるのは危険なので,適度なカプサイシン摂取と軽い運動を併用するのがよいでしょう。
運動するときはカプサイシンのサプリメントを
カプサイシンは,ダイエットだけでなく,便秘解消,新陳代謝をよくし持久力向上,免疫力が向上して風邪の予防など,さまざま効果があります。
唐辛子を使った調味料は,粉唐辛子,ラー油,トウバンジャン,コチュジャン,タバスコ,沖縄のコーレーグースなどバラエティに富んでいるので,いろいろな料理からカプサイシンをとることができます。また,辛いものが苦手な人には,辛さを取り除いたカプサイシンのサプリメントをおすすめします。運動前にカプサイシンのサプリメントをとると脂肪が燃えやすくなります。
タイや韓国では1日に15グラムとっているそうで,これらの国は子どものころから徐々に辛い味に慣らしていくので,刺激に対して胃腸が強くなっているのです。日本人は,とても15グラムなどとることはできません。せいぜいその半分くらいがリミットでしょう。
しかも,唐辛子の食べすぎは,胃を傷めてしまいます。また,大量の唐辛子を長期間食べていると,舌が麻癒して辛みだけでなく,甘みや塩味なども感じなくなり,味覚障害を起こす危険があります。のどや胃に異常を感じたらすぐにやめたほうがよいでしょう。
ただ,日本の唐辛子と比べると,韓国産の唐辛子は辛みがあまり感じないといわれています。少し高価だが,韓国産のものを使うのもよいでしょう。
ポイント
1)粉唐辛子だけでなくさまざまな唐辛子調味料を使ってみる
2)カプサイシンのサプリメントも併用する
3)胃を傷めないようとりすぎに注意する
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