ギムネマ・シルベスタダイエット:あるある健康大百科「ダイエット編」

« カルニチンダイエット | あるある健康大百科「ダイエット編」トップページ | カプサイシンダイエット »

ギムネマ・シルベスタダイエット

甘みを感じなくするので食べすぎ予防に

 ギムネマ・シルベスタとは,インド中南部原産のガガイモ科の植物で,インドのほかインドネシア,中国南西部など熱帯・亜熱帯地方にかけて広く自生している植物です。インドでは,グルマール(糖を壊すもの)と呼ばれており,これだけでも体にいいと思わせます。

 インドには民間伝承医学アーユルヴェーダがありますが,ギムネマ・シルベスタは2000年以上前から,糖尿病治療,健胃,利尿,強壮などの目的で使われてきました。

 ギムネマ・シルベスタには,ギムネマ酸という特殊な酸がたっぷり含まれています。ギムネマ酸をとると,舌の甘味を感じる部分にくっついて,1~2分で食べものの甘みを感じさせなくしてしまうのです。回復には1時間以上かかり,甘みを感じなくなると,食欲が落ち肥満解消につながります。このことから,糖尿病に効果的というわけなのです。しかし,このことはギムネマ・シルベスタの一面で,もっとすごい働きもあります。

 食べものは胃の働きでブドウ糖に分解され,小腸の酵素によって体内に吸収されます。ギムネマ酸をとると,小腸に先回りして,小腸の酵素をブロックしてしまい,これによってブドウ糖を吸収する量が大幅に減少するのです。ブドウ糖の吸収率が下がれば,血糖値も上がらずに,インスリンの分泌が抑えられ,結果的に脂肪がたまらなくなるというわけなのです。

 ギムネマ・シルベスタが肥満や糖尿病のコントロールに有効とされるのは,このような作用があるからです。
▲先頭へ戻る

腸内バランスをよくし,虫歯予防にも

 ギムネマ・シルベスタは,便通をよくする働きもあります。小腸で吸収されなかったブドウ糖が,大腸で善玉菌のエサとなり,腸内細菌バランスがよくなるからです。

 また,虫歯予防にも効果があります。ギムネマ酸は,虫歯菌のもつ酵素の活性を阻害して歯垢ができるのを防ぐのです。

 ギムネマ・シルベスタは,主にサプリメントでとりますが,手軽なギムネマ茶もおすすめできます。ギムネマ茶は血糖値が上がるのを防ぐので,食事と一緒に飲むとよいでしょう。ただ,食前,食中に飲むと甘みが感じにくくなるので,気になる人は食後に飲んだほうがよさそうです。血糖値が上がるのは,食後30分くらいなので,その間にギムネマ茶を飲めばよいでしょう。

 また,糖尿病の人で血糖降下剤を服用している人は,ギムネマ茶を併用すると低血糖を起こす可能性があるので注意する必要があります。
▲先頭へ戻る

ポイント

 1)食事のときにギムネマ茶を飲む
 2)甘みが感じられないときは食後に飲む
 3)市販のギムネマ茶は粗悪品もあるので,品質をよくチェックする
▲先頭へ戻る

« カルニチンダイエット | あるある健康大百科「ダイエット編」トップページ | カプサイシンダイエット »