カルニチンダイエット:あるある健康大百科「ダイエット編」

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カルニチンダイエット

運動不足の人に必要な成分

 力ルニチンは,日本では比較的新しいダイエットのアイテムですが,アメリカでは以前からなじみのあるダイエットとして知られていました。アメリカでは,スポーツが苦手な人,運動する暇がない人,仕事で座っていることが多い人,一日中車に乗っている人などがカルニチンのサプリメントを愛用しています。

 カルニチンは,必須アミノ酸であるリジンとメチオニンによって主に肝臓で生成され,主に骨格筋と心臓の筋肉に含まれています。力ルニチンは,細胞内のミトコンドリアの膜の部分で待ち受けて,血液で運ばれてきた脂肪酸を次から次へと分解して,ミトコンドリアに送り込んでいき,やがてエネルギーとして消費されます。しかし,ミトコンドリアに入れなかった脂肪酸は,エネルギーとして消費されず,脂肪に合成されて体内に蓄積していきます。

 このように力ルニチンは,血液中の脂質を筋肉に運び代謝を促進するために重要な働きをしているのです。しかし,力ルニチンは20代をピークに年を取るとともにだんだん減少していきます。これは,体内の合成能力が衰えていくからです。そこで,体外からカルニチンを補ってやることが,肥満防止になるというわけです。

 力ルニチンは,食べものでは肉類に含まれており,ラム肉には豚肉の5倍の力ルニチンが含まれています。
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カルニチンはサプリメントでとる

 カルニチンは,心臓の筋肉に多いことから,心臓の働きにも重要なかかわりがあります。心臓は,心筋という筋肉によって日夜動き続けています。心筋のエネルギーとなるのは70%が脂肪なので,年とともに力ルニチンが減少して心筋に取り込まれる脂肪が少なくなると,心臓の動きが悪くなるのです。

 このことから,力ルニチンは血液透析,肝硬変,糖尿病,心臓病,心筋などの動脈疾患,静脈栄養など医療現場でも使われているのです。

 力ルニチンは必須アミノ酸から生成されるので,アミノ酸を多くとっていると体内の力ルニチンを増やしてくれると考えられています。牛肉,ラム肉の赤身の部分には,カルニチンそのものが多く含まれていますが,必要量の力ルニチン(1日300~500ミリグラム)をとろうと思ったら,ラム肉を1日500グラム食べなければなりません。とても,こんなには食べることはできません。このように,食べものだけで必要量のカルニチンを摂取するのは難しいので,いまのところ,サプリメントを利用するのが一般的であります。
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ポイント

 1)心臓の働きに重要な役割がある
 2)カルニチンは牛肉,ラム肉の赤身に含まれている
 3)一般的にサプリメントからカルニチンをとる
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