EMSダイエット:あるある健康大百科「ダイエット編」

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EMSダイエット

電気で筋肉を刺激する

 EMS(Electrical Muscle Stimulation)とは,「筋肉が電気で動く」という原理を利用し,筋肉に直接電気の刺激を与えて,体を動かさなくても運動をしているのと同じ状態にしよう,というものです。

「30分寝たままで腹筋600回の効果」。

こんなうたい文句で大人気となったダイエットマシーンは,家庭用にアメリカで開発されたものです。本来は病気やケガ,高齢などで体を動かすことができなくなった人のリハビリ用,スポーツ選手の筋肉強化用として開発されたもので,ドイツの大手医療機器メーカー・シーメンス社が開発した「ステレオダイネー夕ー」というマシンが有名です。最近では日本でもダイエット外来のある医療機関や整骨院,スポーツジムなどでも取り入れられ,かなり高い効果が報告されています。

 利用するには,これらの機関を訪れて相談するとよいでしょう。マッサージなどと組み合わせて施療するもの,EMSのみを行うもの,料金も1時間1000~6000円とさまざまです。
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家庭用でも効果はある

 では,家庭用のマシンはどのくらい効果があるのでしょうか。

「ツインビートEMS」(14万~15万円程度)をはじめ各社から多様なタイプのものが発売されていますが,結果からいうと,「高いものは効果がある,安いものはあまり効果がない」といえます。

 医療用マシンは300万円以上もするので,それと同じ効果を得ようとするのは無理がありますが,もともとが医療用なので,家庭用でもそれなりのマシンを正しく使えば,効果も期待できます。メーカーの実験によると,体脂肪率の減少とウエストの引き締め効果が確認されています。効果の出やすい人は,1回行っただけでウエストが3センチも細くなった,というケースもあるといわれます。ただ,最近では粗悪品も出ているようなので,よく吟味してから購入したほうがよいでしょう。
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毎日少しずつ続けるのがポイント

 手軽にできるからといって,1日に何時間も行う必要はありません。長時間続ければ,それだけ効果があると思いがちですが,筋肉は使ったあとは休ませないと強化されません。効率がいいからと,夜眠っているときにマシンを装着したままの人がいるそうですが,これは大変体に悪いやり方です。

 たしかに脂肪が燃焼しやすい状態にはなっていますが,これでは筋肉が緊張したままなので,副交感神経に切り替わりづらく,安眠できないばかりか,眠っているときに分泌される大切なホルモンが出なくなってしまいます。また,効果があったからといってすぐにやめてしまうと,あっという間に元の状態に戻ってしまうので注意が必要です。
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ポイント

 1)できれば本格的なマシンが設備されたところがおすすめ
 2)家庭用で安価すぎるものは,あまり効果が期待できない
 3)正しい使い方をする
 4)少しずつ毎日続けることが肝心
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